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社内評論家は邪魔で要らない

一昨日は、ある会社の社員研修で脳力開発セミナーを行いました。全員の方が初めて受講されたのですが、とっても熱心で前のめりくらいの意気込みでしたので、講師としては非常にやりやすかったです。

色々と自分の中に意見や思いはあるでしょうけど、まずは素直に受け容れる、そういう気持ちがにじみ出ていましたので、こちらも「よしもっと大事なところを話そうか」という、気持ちになって参ります。

それはともかくとして、この日のテーマは「自分で主体的にやる姿勢をつくろう」でした。脳力開発セミナーでは、対比思考といってテーマの反対を常に考えるのですが、こちらは「人頼りの姿勢」ということになります。

Photo つまり、人頼りの姿勢の何たるかを知って、その反対をやるように意識し習慣化していけば、自ずと目標とする姿勢になっていく(なっている)わけです。そこで、人頼りの姿勢の現象的な特徴、典型的な実際行動にはどういうものがあるかを検証します。あるいはまた、自分を客観的に見つめることのできる点検シートで自己分析をします。

かつて私の会社でも、そして私自身も何度もこのシートで自己点検し、人頼りになりそうな状況を感知すると、それを改めるよう今一度意識をリセットしたものでした。

さて、そんな人頼りの姿勢の中で、一見するとそうでもないような行動があります。その一つは「社内評論家」と私が名付けている人たちです。彼らは会議でも積極的に発言し、しかも革新的な意見、目新しいアイディア、他社などでやっていてうまくいっている事例などを、披露してくれるのです。

それはとってもいいじゃないか、どこが問題なんだ(どこが人頼りなんだ)とおっしゃるでしょうね。そうです、ここまではいいのですが、その後が問題なのです。お判りでしょうか、実は彼らは「言うだけ」なのです。実行はあなた任せ、誰かがやってくれればいいという姿勢なのです。私考える人、あなたやる人、といった感じです。

しかも、やった人がうまくいかないと「意見やアイディアは良かったのになぁ」と批判を口にしたり、だれも手を上げない場合は「そんなことだからダメなんだ」とこき下ろします。では自分が手を挙げてやればいいじゃないか、でも絶対にやりません。自分の役割はそうではないと考えているのです。だから「社内評論家」なのです。

小さな会社には、こんな社内評論家は不要です。つまらない意見でもアイディアでも、まず自分から実行する人間が必要なのです。あなたの会社には、こんなタイプの社内評論家はいないですよね。

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