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脳力開発は人間学であり行動科学です(82)

 評価制度を作りたいというとある企業の社長に対して、私はまだサポートするかどうかの返事を出していません。でも、おそらくお断りすることになるでしょう。なぜなら、評価の主対象が成果や結果だけであり、私が進めていきたいY理論の考え方とマッチしないからです。もちろん、その社長は評価の目的はあくまで社員教育にあるのだとおっしゃいます。その人をT_img_0859 いかに育てるかの基礎資料なのだと。その主旨は決して間違っていません。しかし、脳力開発的に言ってもやはり再考してもらうのがいいなと思うのです。

 大事なことは、社員を評価という形で並べたり選別することではないでしょう。評価を元に個別教育をどうするかを求める、それはそれで良いと思います。しかし究極の到達点は、「社員みんなのレベルを上げつづける」ことだと思ったのです。社員のみんなのレベルを上げる、もちろんただ一律に上げるということではありません。個々の能力、潜在的な力を見極めていくことは大事なことです。しかし、それを成果や結果で評価したものをベースにするというのはどうなのでしょうか。

 能力には差があります、しかし人間が本来持っている脳力には差がありません。脳力を高める社員教育を行うことで、個々の能力は本人たちの日々の努力で必然的に高まっていくのでないか、そのことを、相談された社長にはキチッと伝えるつもりです。では脳力を高めるとは、というところにいきつきますね。具体的にはどういうことなのか、それを示さねばなりません。私自身も、以前現役でいた会社で、また現在コンサルティングをしている会社で試行錯誤中、それが正直なところです。でも答は見えています。

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