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参院選で目立たなかった「鹿児島の乱」に注目

参議院選挙が終わって、政局の注目は東京都知事選挙に移ったようだ。自民党は増田さんと小池さんの分裂選挙が決定的、一方野党側は鳥越さんを統一候補とできたことで少し有利になったか。でも浮動票の多い東京だから、カオス状態だ。

中堅国家並みの予算と権限を持つ都知事だから、マスコミもこれに注目して騒ぎ立てるのは当然といえば当然だが、どうも騒ぎすぎの感が強い。新潟県に住む私などは、極論でいえば、誰が都知事になろうがどうでも良いわけだ。新聞は読まないが、こんな話題は都内版でやってもらえば良い。

それはそれとして、参院選の陰に全く隠れてしまったのだが、同じ日に鹿児島県知事選挙が行われ、野党系の新人が四選を目指した現職を破って当選した。三反園(みたぞの)さん、記憶力のいい方はテレビ朝日でキャスターを務めていたのを憶えているだろう。

Photo私も鹿児島のことなので関心があるわけではなかったが、学びの道の先輩が盛んに推しておられたので、どうなったかと気にかかっていた。市民の側に立った県政を公約して勝ったわけだが、少数与党であり、また政治的手腕は全くの未知数だ。すでに、その辺りを懸念する声も上がっている。

しかしだ、政治のプロを称する人たちの中央政治がいかにだらしないか、とんでもないかは論を待たないところだ。この際、素人である方が、また余りしがらみのない方が良いかも知れない。最終的な審判は国民が為すものだ。

さて、三反園さんを担いだ市民側の多くは「脱原発」だ。鹿児島には再稼働した川内原発があるが、この今後の行方に目が離せない。もちろん、知事には原発を停める権限などはない。しかし、保守点検で停止後の再稼働にGO!を出すか否かは、知事の裁量によるのだ。強力な監視委員会を設置する動きも出て来ている。

実はそういう委員会は、私のお膝元である新潟県に既にある。ご承知の通り、地元の柏崎刈羽原発は世界最大級であり、現在は稼働していないが、東京電力は着々と稼働準備を進めている。これを押しとどめているのが、知事の意向を汲んでいる委員会だといえる。国の監視委員会とはむしろ対立しているが、市民の側にも立っている。

鹿児島がこれからどうなるか分からないが、明快なカタチで市民側の声が、それが脱原発であれ稼働賛成であれ、キチンと伝わっていくことが望ましい。

かつてキャスターとして、市民目線に立っていた三反園さんに大いに期待したい。

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