« 脳力開発は人間学であり行動科学です(74) | トップページ | 増毛(ぞうもう)駅が無くなってしまいますよ »

利益を上げる常識は鵜呑みにしないで下さい

もしあなたが、「専門家」と呼ばれる方に経営相談をされたとしましょう。どうもここのところ利益が上がらなくて、今期もこのままでは赤字になるかも知れない。どうにかして黒字を目指したいが、どのようにしたらよいでしょうかと。

多くの「専門家」は、あなたにきっとこう答えるでしょう。

 その一、何といっても売上を上げていきましょう。
 その二、それからコストダウンを図っていくことです。
 その三、できるだけ経費(固定費)は減らすようにがんばって下さい。
Photo_2
極めて常識的な答で、多くの経営書・ハウツウ書にもこのように書かれています。それは、次のような公式からも導かれる模範解答です。
 ●経常利益あるいは営業利益=売上高-変動費-経費(固定費)

変動費はコストの総額ですし、経費は一般的に販売および一般管理費です。この経費に金利などの営業外損益を含めば経常利益ですし、含まねば営業利益です。

この公式からいえば利益を増やそうとすれば、確かに変動費つまりコストをダウンし、さらに経費を削ることができれば実現できます、、、いや、実現できるように見えます。しかも専門家の口から語られれば、なるほどと思ってしまうでしょう。

だが、私たち「へそ曲がりのコンサルタント」は、次のようにいうかも知れません。
 1.これはぜひ売上げを落としていきましょう、半分くらいにしましょうか。
 2.コスト、なかんずく材料費を上げてもっと良いものを使いましょう。
 3.給料や販促宣伝費など、あるいは研究開発の費用をもっと使いましょう。
とんでもないコンサルタントですね。

もちろん、どんな会社にもこのようにアドバイスするわけではありません。でも、ケースバイケースでこのように勧めるかも知れません。それで確かに利益を上げていった会社がありますし、私自身の会社も2.と3.を実践して成果を収めました。

さて、あなたの会社はどうなんでしょうね。少なくとも、専門家のおっしゃることをごもっとだとは、安易に受け入れないで下さい。こんな事を言うと、専門家の先生から非難囂々かも知れません。でも、あなたの会社を思って声高く申し上げますから。

« 脳力開発は人間学であり行動科学です(74) | トップページ | 増毛(ぞうもう)駅が無くなってしまいますよ »

小さな会社のマネジメント」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107188/63874762

この記事へのトラックバック一覧です: 利益を上げる常識は鵜呑みにしないで下さい:

« 脳力開発は人間学であり行動科学です(74) | トップページ | 増毛(ぞうもう)駅が無くなってしまいますよ »