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脳力開発は人間学であり行動科学です(81)

 さて、ちょっと理屈っぽい話を続けてきましたが、この辺りで次にステップに進もうと思います。そこで最後に、一連の創造作業のスタートとなる「つかむ」という作業についてもう一言。このつかむ作業があってこその創造につながるのです。つかむ作業の根幹は現状把握にあります。今どうなっているのかを正確につかむことが、最も重要です。それと同時に、以前はどうなっていたのかということ、さらに(このまま進むと)将来はどうなるだろうということもつかんでおく必要があります。

 過去、現在、未来をしっかり見つめ、その中心点を明らかにしていくところから、創造という仕事が始まります。その最初がどの方向に向かうのか、毎回言っております「戦略を決める」ことなのです。戦略の確立なくしては、先へ進めないのです。時には事例もお話もしたいとPhoto 思います。ある会社の社長から、先日ご相談をいただきました。新しい評価制度を作りたいので、アドバイスをもらえないだろうかというのです。多分同じようなことを考えられている企業も、少なくないでしょう。

 しばらく前には成果主義(制度)なるものが流行って、人事評価も成果主義を採り入れたものが主流になってきた感がありました。ところが、それがうまくいったという事例を、私は寡聞にして知りません。大企業でうまくいっている例もあるらしいのですが。成果主義とは業務の成果のみによって評価し、それに 至るまでのプロセスはさほど重視しないのですが、それをみても人間を大事にしているとはとても思えませんね。相談を下さった社長は、いったい何を目指しているのでしょうか。

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