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脳力開発は人間学であり行動科学です(80)

 創造の前段階に不可欠なのが、判断というプロセスです。ここをいい加減にすると、その先も曖昧になってしまいます。とくに、判断における比較作業がその中核をなしています。その主流あるいは基本は論理的であることでしょう。出発点が思いつき、すなわち非論理的Photo_2 であっても、この判断段階では論理的に見てどうなのかが大きな基準になります。発想の段階から論理的に組み立てを行うこと、現実や事実から論理的にはじき出される発想や着想が一般的です。

 いわゆる発想法などは、これを基本としています。しかし時には、そういう枠組みそのものを外してしまい、自由な飛び越えた発想も必要ありでしょう。論理的な展開ではブレイクスルーできないこともあります。論理が制約になってしまうことがあるからです。判断の比較段階では、測定という作業が行われます。測定というのは、望むべき方向に対してどうなのかを、様々な角度から眺めることをいいます。大きく分けると客観的に見てどうなのか、そして主観的に見てどうなのかです。

 客観的な測定基準は事実と法則を主体とします。一方、主観的測定は価値と必要性が主たる基準になるでしょう。その両方から眺めることが必要で、一方に偏ってしまうと判断を誤ります。判断そのものに、両角度を含むからです。しかし順番があると言います。まず客観的な測定基準の方から測定する(眺める)ことが大切で、そのあとで主観系の測定を行います。後者のことを評価ともいいます。前者を行わず、後者だけを行うのは大変危険です。何故なら空論に陥る恐れが大きいからです。

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