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過去の成功体験は邪魔にしかならない

経営学を知っていても、経営がうまくできるとは限りません。その昔、著名な経営学者の方が会社を立ち上げて注目されたことがありますが、残念ながら行き詰まってしまったことがありました。

経営学は過去に起きたことや体験をつなぎ合わせて、体系化したり理論化したりしたものですが、経営は現実の「生き物」です。数学の定理のように、必ずこういう答になるというものがありません。だから面白いともいえます。

私は学者ではありませんが、それなりに経営学もかじりましたし、関連した会計学や経済学、あるいは行動学や人間学も学んできました。それらを実際経営の中で活かしてみようとしたことも度々ですが、うまくいったものもあれば失敗も数多くありました。

そうやって体験的に学んだことが、いわば「実際知識」としてその後の経営、あるいは現在のコンサルティングという仕事に役立っています。つまり普遍的なことは、そのまま「こうやればどうなるか」につなげられますし、特殊性の環境条件下では見方や角度を変えてみればいいのです。

ところが、世の中には成功した体験を後生大事に抱えておられる方が少なくありません。別に構わないのです、抱えておられること自体は。しかし、その成功体験は普遍性でしょうか、それとも特殊性でしょうか。
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普遍的実体験であれば、役に立つ可能性も大です。しかし特殊性の中での成功体験は、残念ながら邪魔にしかなりません。せっかくの新しい発想まで、潰してしまう恐れさえありますから。私自身も、過去の成功体験に邪魔をされて、結局画期的な試みを失敗に帰してしまったことがあります。

コンサルティングでお目にかかる経営者の方が、過去の成功体験を滔々と語り始められましたら、「この方は現状打破ではなく現状維持の方だな」と判断します。会社の発展を口にしながら、やっていることは「過去の栄光」にしがみつきたい、もう一度あの心地よさを得たいと思っているだけだと判断します。

そこから先は・・・ウーン、ここからは『有料』ですね(*^。^*)。

今日は梅雨の雨を気にしながらの墓参りを済ませたら、夕方までに東京に移動です。今回の遠征には、久しぶりに自撮り棒(写真)を持参しました。使うことがありますかね。

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