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脳力開発は人間学であり行動科学です(66)

 もう少し戦略と戦術の話を続けて参りましょう。繰り返しになりますが、この二つはしっかりと区別することが大きなポイントです。戦略は打撃の方向を決めることであり、戦術はそれを実行するということで、根本が違うのですから区別しなければなりません。脳力開発では、こPhoto_3 の二つの区別ができるだけで脳力は10倍にも20倍にもなると、教えています。同じ仕事でも、区別のできる人はできない人の10分の一、20分の一の時間でできてしまう、同じ成果が上げられるということなのです。

 元々軍事用語だった戦略と戦術が、経済用語や経営学の中で使われるようになり、使う人によってその区別が曖昧になっているとも言えます。例えば「販売戦略」とか「価格戦略」という言い方ですが、その中身を見ると戦術そのものだということがほとんどです。企業の戦略は、経営理念(企業理念)や指針、あるいは社訓というカタチで表されることが多いのですが、中にはどこからか借りてきたような表現も少なくありません。企業の目指すもの、あるいは方向性だということが分かっておられないようです。

 中には「御社の戦略は」とお尋ねすると、社長自身の人生観や仕事の価値観を持ち出される方もいらっしゃいます。また「社会に貢献します」は理念としてはよろしいが、戦略となると余りに抽象的で、社員さんもウロウロ迷うのではと思ってしまいます。あるいは「お客様は神様です」などというのは、お客様第一主義を表現していると思うのですが、ちょっとどうなのかなと首をかしげます。座右の銘を並べたような、あるいは戦陣訓のようなものは、果たして戦略と呼べるのでしょうか。

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