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脳力開発は人間学であり行動科学です(63)

 国債は本来、国民の金を広く集めて、私企業ではできない大きな事業を行おうというのが主であったはずです。そうであれば、道路や港湾、大きなインフラ施設などが国民の資産として残っていき、それはいうまでもなく国民の財産なのです。ところがいつの頃からか、国債Photo の目的が少しずれていってしまい、歳入の不足を穴埋めしようという、いわゆる赤字国債が常態化してしまいました。それが雪だるまのように膨れてしまっている。上記の資産も、無用の長物が増えたりして資産価値が乏しくなっている。

 行財政改革が叫ばれたのは最近のことではなく、高度成長が頭打ちになった頃から何度も繰り返されています。それがバブル時代にうやむやになってしまい、バブル崩壊がヒズミをますます大きくしてしまったと言えます。国債も年金も貯金も、本質的には同じ国民の財産であり、それが増えていくことは国民の財産が増えていくことだととらえることができます。豊かになることだからいいことなのだと言いたいところですが、その財産の使い道が間違っていたら大変なことです。

 使い道、すなわち運用の仕方を含めて戦術に属するものですが、国民の財産を増やすという総戦略が曖昧なので、戦術だけが一人歩きをしてしまい、にっちもさっちもいかなくなっているものまであります。挙げ句には、例えば年金がやがて枯渇するなどと言い始めます。国民経済を発展させ、国民生活を豊かに良くするものだという、総戦略をキチンと確立させて欲しいものです。年金などを払いたくなくなるような戦術展開を見直して、正道に戻していかなければ、本当に破綻してしまうでしょう。

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