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脳力開発は人間学であり行動科学です(62)

 工業に必要な資源とくに天然資源がほとんど何もない、国土も平地が少なく農業生産も大規模化が難しく効率が良くない。これは世界一の貧乏国になる条件なのに、実際には五本の指に入る繁栄国の中に入っているのが我が国です。また、国土の大半が温帯モンスーン地域にあって、細菌やバクテリアの繁殖にも適しているのに、世界一、二を争う長寿国でもあります。これもまた世界最高の医療技術や保険制度に、裏付けられたものといえましょう。

Photo  こんな風に発展している我が国が、実はその時々の経済の動きに右往左往しているというのは、一体どういうことなのか。好況だ不況だ、いや高度成長だ、安定成長だとふらついているのは、国家としての戦略という骨組みが弱々しいからに他なりません。国家戦略というと何だか大仰なものに思えますが、要するに日本という国をどのようなカタチにし、どのように生活する人を幸福にし、地球上にどのように貢献していくかという方向性を示すことです。その大きな方向がハッキリ見えていないのが現状です。

 戦略がボンヤリしている中で、戦術だけがどんどん先行してしまい、気が付いたら膨大な借金が積み上がっています。国債に代表される我々日本人の借金額は1000兆円を超えたそうで、一体このままでは国家が破綻するのではと懸念する向きもあります。年金もまた制度疲労とも相まって、行き詰まりの様子を見せていますね。そうなることもずいぶん前から予測されていたのに、結局のところ戦略不在のためにその場しのぎだったわけです。高度成長時代に創られた年金基金制度なども、次々に崩壊しています。

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