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脳力開発は人間学であり行動科学です(60)

 アベノミクスの戦略目標はデフレからの脱却だと言われてきました。よっていくつかのデフレ脱却対策が打ち出されましたが、これはデフレ状態が続いてきたという基本認識があるからです。しかもデフレは良くない、悪いという評価認識が対策に表れます。デフレの反対はPhoto インフレですが、じゃぁインフレは悪くない、良いのかというと決してそうでもありません。しかしデフレよりはマシなのだ、例えばものの値段が上がって会社の利益が上昇すれば、給与も上がってくるはずだという理屈です。

 ところが環境条件は、残念ながら期待通りの展開を許していません。消費税のアップの影響も少なくありませんが、急激な円安が個人消費に強いブレーキをかけています。しかし、その変化に政策はついてきていない、そんな印象が強いようです。脱デフレの話の前に多く語られていたのは、脱不況対策でした。不況をなくして好況にしたいというからには、現在の日本の状態が不況であって良くない。好況という状態が望ましく良いことだというイメージを持っているからです。

 そこで今回のケースに当てはめてみますと、これまではしばらくデフレ状態が続いているという事実があった。しかもデフレは良くなくて、その反対にもっていかなければならない。でも反対のインフレは、果たして良いイメージなのでしょうか。そうとも思えないのですが。ところが思い出してみて下さい。不況だ、不況だと言っていたのが、実は高度成長の大好況の時代と比べると確かに「不況」に見えていたのですが、他国の比較や他の時代との比較をするとそうでもないことが分かると、安定成長で経済安定の時代だと言い出します。

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