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老人の跋扈とは考えたくありませんが

セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長が、唐突に引退(退任)を発表された。セブン・イレブン・ジャパンの社長交代案が、取締役会で否決(賛成6/反対7/白紙2)されたことが直接の引き金といいます。また、創業者がこの案に反対票を投じてていたこともあるとも言われています。

Photo 先日、日経新聞の「私の履歴書」をベースにリライトされた新刊書を読んでいたところで、ちょっと驚きましたが、御年83歳と聞くと、正直言ってさもありなんという感想です。確かに、著書の中でもなお意気軒昂なところ、あるいは発想の若さは感じましたが、周囲からはどう評価されるのだろうと懸念もありました。

グループ全体としては増益を達成される見込でも、イトーヨーカドーなど「スーパー」部門などは赤字が未解消で、再建は道半ばですし、今のやり方でホントに良いのかという見方も少なくありません。

確かに創業者の伊藤雅俊名誉会長が、あらゆる面で鈴木氏を支持していたことも事実でしょうから、その意味では今回はそこに不信任を叩きつけられた印象はぬぐえません。土台が崩れたのですから、もうそこにはおられないというところでしょうか。

しかし、それを潔しとする声は意外に少ないようですね。間違いなく「一つの時代の終わり」という感じがしますが、私などはいかにも遅すぎたのではないか、さしもの鈴木さんも「引き際を誤ったみたいだな」の感が強いです。

老害。そう、かの伊庭貞剛は『事業の進歩発展に最も害するものは、青年の過失ではなくして老人の跋扈である』と喝破しましたが、ふとその言葉を思い出しました。

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