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脳力開発は人間学であり行動科学です(55)

 戦略は大胆に決めますが、その戦略を実現するためには戦術が不可欠であり、戦術は細心に組み立てをしなければなりません。その前提になるのが、戦略を立てるために集めた情報の分析であり、細かい事実認識による全貌の把握です。それによって必ず実行できる戦術を、しっかりと組み立てていき、実際行動に進みます。行動は、以前にも書きましたようPhoto に「手と足と口を動かす」ことです。戦術の着実な実行による積み上げによって、戦略は実現されるのです。行動なくしては何も実現しないのです。

 戦略は大胆にというので、戦術まで大胆に、大ざっぱにやってしまったのではこういう積み重ねができず、結果として戦略が実現されません。会社の拡大発展も目標だけを掲げて、実際行動が日常的にやられなければ、絵に描いた餅にしか過ぎません。織田信長と言えば、桶狭間の戦いが頭に浮かびますが、この戦いは以前は奇襲戦として捉えられていました。しかし、最近ではキチッと計算された真正面からの戦いと捉えられています。つまり戦略が明確であり、きめ細かく戦術も組み立てられていたのだと。

 桶狭間の戦い以前の信長の大戦略は、「北は斎藤と和し、東は今川に当たる」です。すなわち尾張の北、美濃の斎藤道三とは縁組みをして娘を嫁にもらいます。これが濃姫(美濃御前)です。それによって美濃国境の兵を、東に向け集中することが可能になります。そしていよいよ今川義元は、3万の大軍を率いて駿府を出ます。この時点で信長の動員兵力は僅かに34千、常識的には戦わずに降伏するところですが、信長は「城(清洲城)を出て戦う」という戦略決定をします。まさに大胆そのものです。

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