« 地震発生から10日で見えてきているもの | トップページ | 脳力開発講座10月から第Ⅲ次講座開講 »

脳力開発は人間学であり行動科学です(54)

 城野宏さんは戦略と戦術について、「戦略は大胆に、戦術は細心に」と言われました。まだ若かった私は、それはおかしい、逆ではないのかと思いました。なぜかという説明もしてPhoto_3 いただきましたが納得できませんでした。確か、三国志の中の「赤壁の戦い」を事例に解説されていたと記憶していますが、その時にも100万の大軍に対して20万くらいで挑むのだから大胆だ、くらいの認識でした。確かにそうなのですけれど、二者択一のどちらかを選ぶのだから大胆にしかできないということでした。

 つまり、戦うのか降参するのか、一方を選べばもう一方は捨てなければならない、だから戦略は大胆にしか決められないのだと。企業の戦略も、このままの現状維持を選ぶか現状打破の拡大発展を選ぶか、二つに一つなのです。戦略を決める時には二者択一というお話です。つまり伸縮性がなく、例えば(会社を)拡大発展させると決めたら、もう一方の現状維持で良いという方は成り立たないのです。現状打破して拡大発展させながら、現状もそのまま維持することはできっこないのです。

 二つの内の一つを選ぶのですから、その限りの行動としては細心にやるとか、じっくり慎重に選ぶとかではありません。断固としてどちらかを選び、意思決定するのです。うじうじして一向に決定できないのでは困るのです。ただ決めるまでのは、きめ細かく情報を集めて全面的な事実確認をする必要があります。これを「つかむ作業」といいますが、あくまで戦略決定のための材料づくりです。細心にやるといっても、必要と思われる範囲を決めてやらないと、いつまでも決定できませんが。

« 地震発生から10日で見えてきているもの | トップページ | 脳力開発講座10月から第Ⅲ次講座開講 »

VANちゃんの脳力開発ミニ講座」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107188/63527566

この記事へのトラックバック一覧です: 脳力開発は人間学であり行動科学です(54):

« 地震発生から10日で見えてきているもの | トップページ | 脳力開発講座10月から第Ⅲ次講座開講 »