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長生きした徳姫の人生は幸せだったか

徳姫と聞いて、あああの女性かと肯ける人は、かなりの歴史通あるいは歴女といって佳いでしょう。幼名は五徳、そう火鉢の上部に設置して鍋ややかん、焼き網などを載せる道具Photo のことです(写真)。儒教の「五徳=仁義礼智信」とは、関係はないようです。

その名付け親はもちろん父親、かの織田信長です。信長は子供たちに親しみを込めて名付けたようですが、奇妙丸(信忠)とか茶筅丸(信雄)は五徳の弟たちで、いずれも生駒の方(吉乃)が産んでいます。

永禄2年(1559年)の生まれですが、8年後に徳川家康の嫡男・信康に嫁ぎます。やがて二人の子が産まれますが、いずれも女の子であったために信康の母・築山殿にうとまれ、側室を持った信康とも仲違いをしたと言われますが、この時代男子が産まれなければ側室を持つのは当然であったわけで、現代感覚で推測するのはどうでしょうか。

ただ、信康との仲が徐々に疎遠になっていったのは事実らしく、そのことが悲劇を生むことにもなります。この当時、嫁ぎ先の内情を実家に報せるのは「外交官」としての女性の重要な役目ですから、徳姫も信長に書状を出しています。

ところがその一通が世に言う『十二ヶ条の訴状』で、信康の暴君ぶりや築山殿の密通や武田方とのつながりを訴えたのです。結局、信長は信康と築山殿の始末を家康に命じ、徳姫は美濃に戻ります。歴史の表舞台からはほとんど消えてしまうのですが、想像を膨らませますと、やはり実家に戻っていたお市の方と互いの不幸を慰め合っていたのかも。

徳姫は長生きします。小牧の役で秀吉と信雄が講話した後、人質として京に送られたようですが、美濃と京都を行ったり来たりして、寛永13年(1636年)に亡くなっていますから、80歳近くまで生きていたようです。

ただ幸せな人生であったのかどうか。

一気に断捨離も進めました

Img_1970 午後から少し風が強くなってきたようですが、気温は上がっていて何でも平年より6~7度高くて、ゴールデンウィーク頃の陽気だそうです。桜のつぼみも、写真にありますようにかなり膨らんで、赤い色がちらりと見え始めています。

さて、そのゴールデンウィークに引っ越しすることが決まりました。1990年の4月初めに長岡に赴任してきましたから、間もなく丸26年になります。13年前に今のマンションを購入して、ここを終の棲家にする予定だったのですが、昨秋に急転直下、20回目くらいの引越をすることになりました。

きっかけは娘夫婦が家を建てることを決めたこと。話が進む内に三世代で住むかという話が突然に出現、我々夫婦も還暦を数年過ぎて、そろそろ終活も考える時期に来ていましたから、熟慮の末にその話に乗ることにしました。

周囲の方々からは「良かったね」と言われますが、なるほどその通りでしょう。今どき、親の方が希望してもなかなか実現しないのに、子供の方から提案してくれたのは、確かにありがたいことです。

幸い仕事も県外のウエイトが断然多くなり、長岡に固執する意味もありません。むしろ、県都・新潟の方が仕事の拡大が可能かも知れません。健康状態には不安はありませんが、子供たちがそばにいてくれるのは心強いものです。もっとも、孫ちゃんにデスクワークの邪魔をされそうですが。

これを機に身の回りの断捨離も、一気に進めました。40数年分溜まっていた趣味の雑誌も、半分は主要部分をPDF化、それ以前の古いものは売却しました。大事な書籍は寄贈したりして、新居に運ぶものは1/4くらいに圧縮です。資料のデジタル化も進めています。

こういう機会でもなければ、なかなか動かないでしょうから、良いきっかけにもなります。ムダなものを切り捨てるのはこれからですが、カード類なども集約が必要です。

さてと、もう少し荷造りを進めながら、不要な物は捨てましょう。

脳力開発は人間学であり行動科学です(47)

 事業が継続しているのは、マイナス面だけでなくちゃんとプラス面も存在しているからだといいました。そのプラス面にもっと目を向け、さらに伸ばしていこうという努力を、どうしてしないのでしょうか。マイナス面はどうあがいてもマイナス面で、決して変わらないのです。経営Photo_2 相談に来られる人の多くが、いきなり「どうしたら良いか」を聞きたがります。つまり特効薬を求めておられるわけですが、その前にやることがあるでしょうと申し上げています。しっかりプラス面に目を向けてみてはどうですかと。

 マイナス面に目をつぶれとは言いませんが、まずはプラス面を少しでも伸ばせないかどうかを考え、やれることをすぐにやっていくべきなのです。そうすればプラス面が主流になって、良い結果に結びついていく可能性も出てくるというものです。

 再び「情報」について書いていくことにします。城野宏は脳力開発と情勢判断学をセットにして語られましたが、脳の働きの入り口になるのが情報の収集です。五感からの情報(刺激も含め)の全てはまず、大脳皮質神経細胞から入り、最後に海馬に至ります。そういった脳科学のことはよく分かりませんが、情報は全ての判断材料、意志決定のベースになります。ところで「情報化時代」などと呼ばれたのは30年以上前のことですが、ネット時代になってさらに情報過多、情報の洪水時代になりました。

 情報が大事なことはみんなが知っていますが、情報にもレベルがあるのです。つまり単なるデータなのか、インフォーメーションなのか、さらに高度なインテリジェンスなのか。どれが判断材料として価値があるのか、考えてみる必要もありますね。

MG100期は思考と行動が変わる節目

3月もあっという間に残り4日を切りました。桜前線も少しずつ北上を開始、今週末か来週にはこちら越後の国にも達するようです。真冬に雪が少なかったせいか、クローズだったゴルフ場も早々とオープンです。

さて、ヴァンガード経営研究所ではフェイスブックに、公式FBページ『ヴァンガード経営研究所・企業研修』を作って情報発信をしておりますが、週に5回【つれづれにMGを語る】というタイトルで、これまで28年間MGを体験して、私が感じた思いを伝えています。

Img397 今朝が69回目の投稿ですが、MGを始めて1年数ヶ月で「MG100期」に到達したことについて、書き始めました。「MG100期」は、MGを志している人たち(シーガル)にとっては大きな節目であり、まず目指すべき到達点でもあります。

MG体験を記録する「100回帳」がありますが、そこには25期で経理がわかる、50期で経営がわかる、75期で戦略がわかる、そして100期は「人間が変わる、戦略マンバンザイ!」と記されています。

人間が変わる、といっても生まれ持った性格が変わるというわけではありません。変わるのは意識であり、思考行動の習慣、とくに行動が変わるということだということを、体験を通じて知ることができました。

私はそうだったのですが、気が付いたら自分の行動が変わっていた、それがちょうど100期という節目を迎えるタイミングであったということです。しかし、それによって学びの質も量も内容も、気付きの質まで変化してきたのです。

そんなことを少しずつ思い出しながら書いています。もしよろしければ、公式FBページをお訪ね下さい。
https://www.facebook.com/vankeiei

美濃御前・濃姫はどんな存在だったのか

八戸遠征からの帰り道、乗った新幹線は新函館北斗駅発ですが、JR北海道のE5系ではありませんでした。快適でAC電源があるのも嬉しいですが、トンネルが多くてWiFi電波が時々途切れるのは、ナントカしてほしいところです。

さて今日の「歴史と人間」は、濃姫を題材にしてみます。濃姫、いわずと知れた織田信長の正室ですが、この人も表舞台には殆ど現れず、謎の多い生涯のようです。斎藤道三の三女、名は帰蝶で生年(天文4年=1535年)は分かっていますが、没年は不明です。というよりも諸説があって、どれが本当かが分かりません。

ただ、信長が「天下人」に近づいた頃ならば、正室だったわけですから何らかの正式記録が残されても不思議ではありませんから、ずっと以前に亡くなったか、あるいは離縁されて表舞台から引っ込んだと推定しています。(写真は濃姫の墓と伝えられるもの)

Photo 信長の正室でしたが、子供は産んでいません。信長の子は少なくありませんから、子をなしていないのだとすると、余り夫婦仲が良くなかったのかとも推定します。なぜなら、信長は側室たちを大事にしていて、時にはニックネームを付けたりしているほどです。

中には本能寺の変まで同行していて、自らも長刀を持って戦い、討ち果てたとの説もあり、映画やTVドラマではそのように演出している例も多く見られます。

また、斎藤道三の正室・小見の方から生まれており、小見の方が明智光秀とも縁戚だという説もあり、光秀といとこだとも言われています。そうなると、本能寺の戦いでは真っ先に助け出されるはずで、そこで戦った死んだというのは矛盾が多く感じます。

とにかく、信長に嫁いで以降は表に現れることも少なく、太田牛一の『信長公記』にも嫁いできた記述があるのみで、その後の記事には書かれていません。

では濃姫の役割は希薄だったのかと言うと、そうでもなかったと思われます。信長の美濃攻めは7年の長きに亘っていますが、その口実は濃姫の実父である道三の「敵討ち」だったわけですから、その意味での存在感はあったのでしょう。

そうなると、美濃を手に入れ岐阜城主となってからは、存在する必要性も薄くなったと思われますので、もしかしたら自ら身を引き、ひっそりと亡き父の菩提を弔ったとも考えられます。『蝮の道三』の娘だけに強い女性を想像させますが、実は自分をわきまえていた深窓の令嬢だったのかも知れません。

歴史も想像を膨らませると面白いものです。

過半数以上が初心者というMG進行中

Img_1950 花冷えの寒さらしいのですが、青森は昨日などは真冬に近い寒さでした。厚い防寒着を着てきて正解だったなというくらいでしたが、今日は少し気温も上がってきたようです。

そんな中で、今日は顧問先の会社と地元スーパーさんの合同でのMG研修です。3卓16名ですが、10名の方が初めてMGをやるというわけで、朝から何だかワクワクしながらインストラクターをやっています

第1期のシミュレーションと決算が終わり、昼ごはん時には自己紹介をしていただきましたが、率直な感想、つまり「難しいなぁ」と述べられた方もいらっしゃいます。それは当然のことで、私自身も初MGの時には「大変なところに来ちゃったなぁ」と思ったものです。

今日の初心者の方々は、殆どが店舗の店長さんたちですから、普段から数字を見る仕事はしているはずですし、利益管理といったことも現場で否応なしにやっています。そんな中でのMG体験で、これまで気付かなかったことを感じて下されば幸いです。

「教えない、教え合う、紙は自分で」という基本の中で、さてどうやったらたくさん売れるのか、高く売れるのか、利益を上げるにはどうしたらいいのか、などなど。何か一つでも、新たな発見があるといいなと思いながら、いよいよ第2期ゲームの後半に突入です。

脳力開発は人間学であり行動科学です(46)

 子供の将来を考えて教育をどうするかで、父親と母親の意見が対立することはよくあります。しかし、子供を立派に育てようという基本点(戦略)では一致しています。一方が子供を殺してしまおうとしているといった、戦略の相違点ではないのです。ですから意見の対立とT_img_1934_2 は言っても、主流は双方共に同じ意見なのですから、どちらかが譲れば、妥協すれば対立は簡単に収まります。戦略部分の対立であったなら容易には譲れませんが、支流である戦術つまり手段や方法の対立なら譲れるはずです。

 意見対立でけんかをしているのを子供が見たら、かえって子供の教育に悪いと気が付いたら、それまでは主流が見えなかったものが見えてくるわけですから、あとは妥協できる手段・方法を考えるだけです。根本的衝突など、元より存在していないのですから。ちなみに私は経営コンサルタントですから、色々な経営相談を持ち込まれます。多くの場合、自分の会社がうまくいかないとか経営が苦しい、何か問題があって大変でどうして良いのか分からない。こういった具合に嘆き節が聞かれるケースの方が多いわけです。

 たいていの場合は、うまくいかないマイナス点だけが目に入り、いくらかでもあるはずのプラス点に殆ど目が向いていないのです。どんなに厳しい状況でも、プラス点が全く一つも無いということなど、ありようがないのにです。第一、会社が倒れてしまったわけではありません。まだ事業は継続していて、今日もつづいているというからには、社員さんにも給料を払い続けていけているわけです。マイナス面だけになってしまったら、当然に倒産という事態に陥るわけですが、まだそうはなっていません。

長岡MGスピリットは永遠を目指します

1991年以来、毎年8月に「長岡MG」を開催し、西先生をお招きしてきました。たった一度、私が岡山市に単身赴任した年だけ、柏崎のMG仲間にお願いをして柏崎開催としていただいた他は、ずっと長岡で続けてきました。

年に2回3回と開催した年もありますので、今回が第32回になります。そんな中で、4月に新居が完成して新潟市に本拠地を移すことになりました。すでに昨秋以来準備を進めてきていますので、今夏は長岡で引き続き開催しますが、一つの区切りを付けることにしました。

T_img_8921 最後の「長岡MG」となる見込ですので、その旨をフェイスブックなどで全国のMG仲間(シーガル)たちに呼びかけたところ、今年の初め頃からエントリーをいただき、あっというまに当初の予定定員(30名)を超えてしまいました。

 
その後も「キャンセル待ちでいいから」とエントリーをいただき、嬉しい悲鳴です。そこで会場に問い合わせましたら、隣の部屋がまだ空いていて、二つの部屋をつなげられるとのこと。皆さんの後押しで、さらに10名定員枠を増やすことにしました。しかも、とってもゆったりになります。

皆さん、ホントにありがとうございます。

それで、定員を増やしたものの、それもつかの間あとお一人で満席になります。部屋には余裕がありますが、私は7卓よりは増やさない「主義」ですので、これで打ち切りにいたします。というのも、交流会場(写真・2014年)もキャパを超えてしまいますから。

では来年は? 西先生からは、引き続いての日程をいただいていますので、新潟市周辺での開催を模索する予定です。継続は力なりです。

政治は富めるものをますます太らすらしい

消費税増税の議論がうるさくなっています。それについては先日書きましたので、同じことをまた語ろうとは思いませんが、それらの議論がどうも選挙がらみというのがいただけませんし、イヤらしさを感じます。

給料が上がれば、少し消費税が上がっても大丈夫などという議員さんもいるようですが、あなたの議員報酬は何だか上がるようですが、国民の大多数は昇給の恩恵になどあずかれないのが現状ではないですか。

Photo 春闘で話題になっているのは大企業、97%を占める中小企業のことはそっちのけです。大企業の給料が上がれば波及効果で中小企業も・・・いったいどんな理論で、そんなことが起こるのでしょうか。

その大企業ですら、昨春に比べても上がり具合が鈍っていますね。ところが、大企業の保有している内部留保は60兆円とも70兆円とも言われています。そりゃあそうでしょう、この3月決算でもかなりの企業が最高益を更新しそうだというのですから。もっとも、その多くは為替差益だそうですが。

で、マイナス金利です。おかげで長期金利も下がり、設備投資や住宅建設が増えていくのではないかと。確かにこれまで躊躇していたところが、考えを前向きにしようとするかも知れませんが、急増すると思いますか? ましてや、企業は中長期の経営計画を基に経営しているのですから。

一般人にしても、実質賃金は下がっている(一部の大企業社員は別として)現状で、ようし家を建てよう、高額マンションを買おうとなりますでしょうか。

富めるものは益々富むようになるだけ、なのかも知れません。法人税減税と言いますが、中小企業特に零細企業にはあまり恩恵はありません。実際のところ、法人税の実質税率は大企業では既に10数%になっていて、多くの中小企業は25%を超えています。なのに、さらに大企業を優遇するのですか。

しかも、赤字の会社からも外形標準課税などでしっかりもぎ取ろうとしていますね。法人企業の大多数は中小企業。政治はどっちを向いている?

脳力開発は人間学であり行動科学です(45)

 「浅草の火事」の話を続けます。火災のニュースを見ると、火事で焼けた部分にだけ目がいってしまい、焼けていない部分には一向無関心です。こういうのを脳力開発的には片面的事実認識、あるいは片面思考と呼んでいます。この反対が全面的認識、あるいは両面思考です。焼けた部分を見るのであれば、同時に焼けていない部分の方も見なければなりません。浅草の何丁目何番地のその家は燃えたけれど、それは浅草または東京全体から見ると、ホンの一部の局部的特殊性です。

Photo  大部分というべき普遍性の方、つまり焼けていない方が主流となっているのです。しかしニュースになり注目されるのは、焼けている支流の部分です。こういうことは会社の会議の中でも、頻繁に起こっているのではないでしょうか。主流と支流を見分ける訓練、具体的な問題を取り上げてやってみると良いと思います。支流部分、言い換えると特殊性の部分は目立ちやすく、どうしても目がそちらに向いてしまうということを分かっていれば、その逆に目を向けてみれば良いのです。

 例を変えて家族の中の問題で、子供の将来ということを取り上げてみましょう。これもよくあることだと思いますが、子供の教育のことで夫婦の意見が食い違っているとします。母親は子供を有名塾に入れたりして、勉強に身を入れるようにしたいという意見です。しかし父親は、子供の希望に任せたいし、できればスポーツなどをやらせて元気に育てたいというのです。この二つは戦術的問題であり、子供を立派に育てていきたいという戦略的部分は一致しています。主流は同じでも、支流が違うということになります。

意識と行動を変えることにチャレンジ!

先日もこのブログに書きましたが、先週から私の主催する『未来に舵切る脳力開発講座』の、第Ⅱ次講座がスタートしました。前回(昨年6月開講の第Ⅰ次講座)同様、東京と神戸で20名余りの方の受講をいただきます。

本来の脳力開発講座は全12回ですが、基本編と応用編とが6回ずつあり、今回の講座については前半の基本編を5回にして行います。カットした部分は重要でないというわけではなく、そこは「自習」をしていただくように構成しています。

Img_1897 学んでいただくテーマは自己改革、言い換えますと「新しい自分をつくるための基礎習慣づくり」です。私たちは、日常の中では殆ど無意識の中で既に習慣化されている行動により、生活し仕事もこなしています。

朝起きて歯を磨く時、上から下から右から左からと意識してやってますか。中には1日3回食後3分以内3分間磨く、といった意識を持っている方はいるかも知れません。靴を履く時にどちらの足から履くのか、靴下はどうか、これも意識外ですね。

何もかにもを意識してやることは不可能かも知れません、でも今少し意識した方が良いこともいくつかあります。脳力開発ではそれを『11の指針』にまとめて、これを講座の中で一つずつ学んでいただき、実践していただきます。

とりわけ『11の指針』の中で、最初の3つを「三つの精神的姿勢」と呼び、特に重視しています。
 1) 自分で主体的にやる姿勢をつくろう
 2) いつも進歩発展を目指す姿勢をつくろう

 3) 他人の利益もはかる姿勢をつくろう

来月4月の第2回講座では、上記の1)と2)を主要テーマとします。全5回の中でもとりわけ重要なプログラムになります。東京会場は4/19、神戸会場は4/21、いずれも午後から夕方までの半日講座で、この日だけのご参加も受け付けています。

性格を変えることは極めて困難ですが、意識と行動は変えることができます。しかも簡単にです。チャレンジされませんか。

負けてゼロから復活した戦国武将がいた

私が開講している脳力開発講座では、まとめの講義に「歴史と人間」というテーマでの講話をしています。今月の講座では、中国古代・紀元前、戦国時代に活躍した孟嘗君を取り上げてみました。

孟嘗君自体も非常に興味ある存在ですが、彼を取り巻いていた三千人ともいわれる食客の中に面白い人物が何人かあり、それをメインに話をしました。例えば「鶏鳴狗盗の話」などは真実はどうか分かりませんが、ユニークな人物を描いています。

そんな食客を多く抱えていた孟嘗君という人物、なぜそういう多種多才な人材が彼の元に集まってきたのか、そんなところが重要なポイントです。

Photo 歴史を振り返ってみて、成果を上げた人物、成功を収めた人物に共通することは、良い人材あるいは多才な人材が集まっていたということです。また、そういう人材が集まってきても使うことができなければ、意味がありません。

たとえば、羽柴秀吉や明智光秀、あるいは滝川一益は織田信長であったから活かして使えたのだといえ、他の同時代の武将、武田信玄や上杉謙信などの元では、歴史に名を残す活躍ができたか。歴史にイフはありませんが、そういう見方をしてみるのも面白いものです。

その信長でさえ、人物を見る目が100%正しかったかというとそうでもありません。妹を嫁がせた浅井長政には裏切られましたし、二度命を助けた松永弾正にも背かれ、荒木村重にも謀反されました。最後には光秀に背かれ、天下人目前でその夢を絶たれました。

家来に全幅の信頼を置かれ、逆境の中でも支え続けてもらうことのできた戦国武将、そんな男がいたのかと探してみますと、皆無ではありません。上杉謙信ですら、越後国内での反抗に手を焼きました。徳川家康もまた、三河一向一揆では多くの家来と戦う羽目になりました。

そんな中で、全滅の危機にある籠城戦を共に戦い抜き、関ヶ原の戦いでは西軍について領地を召し上げられて浪人し、辛うじて命は助かり、そののち再び旧領地に大名として復活した武将。そんな漢がいたのです、その名は筑後柳川の立花宗茂。この武将も、いずれ脳力開発の講話で取り上げようと思います。

トキ鉄車両が長岡までやってきていた

今週の仕事遠征は4日間でしたが、最終日の午後は帰り道の移動、ようやく「青春18切符」を使う機会に恵まれました。

朝は青空だった神戸市も、昼前には雲が覆い始め、昼ごはんを終えてJR三ノ宮駅に着いた頃にはポツポツ雨粒が落ち始めていました。ところで駅名の三ノ宮は、近くにある三宮神社にちなむモノですが、JRだけが「ノ」が入っていて、阪神や阪急、地下鉄にポートライナーは「三宮」です。阪神と阪急は「神戸三宮」に改称されてもいます。

T_img_1903 地元では駅名を統一してほしいという要望を出しているようですが、三ノ宮が神戸市の中心駅なので、費用の問題はありますが改称するのがベターだと思います。ちなみに、西宮は要望を聞いて西ノ宮から既に改称済みです。

さて三ノ宮からまずは新快速、223系12両編成中敦賀への直通は前4両だけ(残り8両は途中の近江今津まで)です。新大阪駅は4本目のホーム移設も完了し、いよいよ外環状線(大阪外環状鉄道)の乗り入れ工事が本格化しそうです。開業は2年後くらいでしょうか。

琵琶湖を右に見る湖西線に入ると雨もしっかり降ってきました、残雪も見られなくなっていました。敦賀では521系2連の芦原温泉行きに乗り継ぎ、さらに武生で下車し、始発の金沢行きに乗り換えました。こちらも521系2連。さすがに夕方の金沢に近づくと混み始めました。

この先は3セクの連続、しかもそちらを乗り継いでいては長岡にたどり着けませんので、新幹線「はくたか」に上越妙高まで乗車。接続時間を利用して晩ごはん。

上越妙高から直江津へ、そして長岡行きに乗車。おやっと思ったら、車両はえちごトキめき鉄道のE127系、しかも6連、内4連は広告ラッピング車両です。長岡まで走り、折り返して柏崎行きになって柏崎で駐泊。翌朝妙高高原行きになるようです。

柏崎からトキ鉄直通があるのは知っていましたが、信越線内だけの運転、しかも長岡までやって来るとは知りませんでした。実際の乗車してみると分かることもありますね。というわけで、18切符の旅一つ目は無事に終了しました。

脳力開発は人間学であり行動科学です(44)

 一人一人の立場が違い、観点が違いますと、判断の評価基準もそれぞれ異なってきます。そこで多くの人たちが共通の判断、つまり一つの戦略・方向性をもって行動するためには、各人が大体において共通した判断基準をもつことが必要になります。共通した基準とは普遍性のある、誰もが納得できる、なるほどその通りだと肯ける基準でなければなりません。Photo そのためには全体的な様相をつかまえて、総合的な観点から共通性がほとんどであるという状況をつくることが求められます。

 つまり一方の側面だけを強調したり、周りに押しつけていてはいつまで経っても納得は得られません。そこでみんなの捉える側面を合わせてみて、そこから何が大事なのかを議論し、その上で総合的な共通認識をつくり出していくというわけです。総合的な共通性は「主流」とも言い換えることができます。どれが主流で普遍性を持っているかという共通認識ができれば、多くの人の共同行動が実現できます。どれが主流かという認識を誤ると、間違った戦略や誤った方向性をとることになり、判断が狂って失敗につながります。

 主流と支流(あるいは枝流)という分け方について、脳力開発の提唱者・城野宏先生は、いつも「浅草の火事」という例を挙げて説明されました。浅草の何番地で火事があったという報道記事は、どういう事実(情報)を表しているのかと質問されるのです。つまりこの報道記事は、その火事に遭った家が焼けたという事実を表していますが、同時に、浅草の何番地以外の浅草の家は、あるいは火事現場以外の東京の家は燃えていなくて安全だという事実も表している、そしてそちらの方が主流だと言うのです。

戦略未成熟という「日本病」は治る見込みなし?

消費増税への議論が活発になってきました。法律で決まっているのは、来年の4月に現行の税率8%を10%にするということ。軽減税率をどうするこうする、予算はどこからもってくるのだと先日までは騒いでいたが、ここにきて実施するか否かの議論に変わってきたようです。

Photo_3 GDPの主要指標である個人消費の減速が予想を上回り、日銀によるマイナス金利政策が効果をもたらすどころか、むしろ「家庭用金庫が売れて品薄になっている」とあっては、アベノミクスの行方にも濃い暗雲が垂れ込めてきていますからね。

そんな中で内閣参与の重鎮が相次いで増税延期を口にしたかと思うと、勉強会に招いた世界的な学者、なんでもノーベル賞を受賞された方だそうですが、こちらも増税延期をアドバイスしました。財務省周辺は、口の歪んだ大臣を筆頭に「予定通り」を強調していますが、先行きは不透明極まりないですね。

これが、選挙がらみですからタチが良くないですね。目前の参院選挙に加えて、チラチラと鎧の下に覗く衆院選挙を加えたダブル選挙の噂。今のところアベさんも否定していますが、伝家の宝刀というのはギリギリまで隠すモノですからね。

ダブル選挙の確立は五分五分どころか、七分から八分に高まってきている推測もあり、そうなると増税延期のアドバルーンも選挙対策の一環かと、邪推を捨てしまいます。とにかく、経済についても国家をどうするかについても、明確な戦略のない国です、日本は。

消費増税の目的が、どうにもこうにもブレブレでどうしようもありません。凶弾に倒れた高橋是清のような、あるいは戦後日本をどうするのかという明確なビジョンをもっていた石橋湛山のような政治家の出現は、望み得ないのでしょうかね。

チャラチャラした若手政治家どもや、自分たちの命ある内には日本の混乱はないだろうとうそぶいている老害政治家どもに、この日本を任せていいの? 今度の選挙から18歳選挙権が実施されるわけですが、彼らの未来は明るいですか。

戦略未成熟、昭和の時代から引きずっている「日本病」は治りませんかねぇ。(写真の本は本文とは直接関係はありません)

脳力開発は土台となる行動習慣づくり

昨日から、第Ⅱ次の「未来に舵切る脳力開発講座」がスタートしました。昨日が東京講座、そして明日が神戸講座で、7月までどちらも毎月1回の開講です。

 
お陰さまで今回も、スポット受講者を含めて東京が10数名(昨日は13名)、神戸も6~9名の参加エントリーをいただいています。
 
毎回2つずつのテーマ(主として11の指針)について学んでいただきますが、特に第1回では最初に、脳力開発とは何を目指す学びなのかを汲み取っていただきます。一口に言えば、土台となる行動習慣づくり、ということになります。
 
自分自身の1日の行動を考えてみましょう。朝起きてから夜寝るまで、その多くはルーティーン行動ではないでしょうか。ですから特に意識するでもなく、ごく自然なままに昨日も今日も、そして明日も繰り返す行動が大半で、特に強い意識を持ってこうしよう、ああしようというのは少ないのではありませんか。
 
T_img_1417 脳科学の研究によりますと、人間の行動の97~98%は無意識行動で、のこり数%が意識に基づいている行動なのだそうです。これをどうとらえるか、脳力開発では意識行動の余地は無限に近いのではないかととらえ、倍や数倍はいとも易しいと考えます。
 
また、より前向きな行動習慣を無意識行動として定着できたら、もっと素晴らしい、幸せな人生を送れるのではないかと。

「笑顔に溢れた幸せな人生を目指しますか」、それとも「悲しい嘆きの人生を送りたいですか」と聞きますと、ほぼ全員が前者を希望します。しかし、ではちゃんとそうなれるように行動していますか?と問うと、自信のない反応が返ってきます。

自信を持って、笑顔に溢れた幸せな人生を勝ち取りませんか。誰でもカンタンに、やる気になればできるのです。それが脳力開発。

この講座は、毎回テーマが変えてあり、一連の流れはありますが、各回が完結する内容にもなっています。よって、スポット参加も大歓迎。フェイスブックのイベント案内からエントリーいただけますので、ご利用下さい。

脳力開発は人間学であり行動科学です(43)

情報には3種類ある
 これも色んなところで書いたり話したりしていますが、情報には3種類あります。情報の種類やソースが増えた現代でも、十分通じることだと思います。この分け方はかつて、日本陸Photo 軍の中野学校で教えていたものと言われています。すなわち、3種類の情報とは甲情報、乙情報、そして丙情報です。甲情報とは自らが現場に赴いて、見たり聞いたり触れたりして得た情報です。乙情報は自分の信頼する部下が、見たり聞いたり触れたりして得た情報です。それ以外が丙情報です。

 ということは、現代の情報の大半(殆ど全て)は丙情報だということで、「使って良い」甲情報・乙情報ではないということになります。ですが、たくさんのソースがあることで比較し集約することによって、信頼できるかどうかの判断もできる要素が多いことも事実です。脳は、五感を通して入ってきた多種多様の情報と、既にストックしてある情報(体験や知識など)とを基にして、判断という作業を行います。判断とは、二つの内一つを選ぶという戦略選定の活動で、これによって意志決定として全身の必要なところに命令が発せられます。

 対立した二つの中から一つを選び、その方向に従って行動すること、すなわち手と口と足に命令して行動に移るわけです。二つを比較するわけですから、必然的にどちらが良いかという価値評価となって表れ、選択しなかった方は捨てることになります。多くの場合、双方のプラス点とマイナス点を挙げて、通常はプラス点の多い方を選択することになります。しかし人それぞれに立場の違いがあり、これまでの体験も違いますから、一人一人が異なった評価基準を持ち、異なった判断をすることにもなります。

大きな感動をありがとう!

女子マラソン、リオ五輪への最終選考レース・名古屋ウィメンズマラソンは、歴史に残る名勝負でした。大昔アスリートの端くれだった私も、心から感動しました。最後はわずか1秒差、42km超走っての1秒差ですから、そのすごさが分かります。

T_img_1875 正式発表は17日なのだそうですが、これでリオ五輪への派遣メンバーが確定しそうです。北京世界選手権7位の伊藤選手は選考レース前から確定でしたが、先日の大阪で優勝し派遣基準タイムを上回った福士選手もまずは当確でしょう。そして今回の田中選手、この3人で決まることはほぼ間違いないようです。

色んな声が各方面から上がりました。中には心ない声もあり、例えば伊藤選手の記録が2時間29分台だということで、なぜだといったネット中傷も出ました。しかし、その記録は真夏の北京でのレースですから、タイムだけの単純比較は無意味です。

あるいは、実業団の某社陸上部の横車(があったので福士選手の当確が出せなかった)だのという、つまらない憶測も囁かれたりしていました。20数年前の不透明な選考で選ばれなかった元選手のMさんなど、その時の映像が繰り返し流され迷惑したのでは。

今回のこともあって、おそらく選考基準や方法などが見直されることと思いますが、どんな基準や方法にも、プラス面があればマイナス面があります。100%誰もが納得できるものも、ないのかも知れません。

でも選手は皆、純粋に目標に向かって汗を流しています。常人には真似のできない練習を繰り返し、精神的な重圧もはねのけてレースに臨んでいます。私たちは、その事実を忘れてはいけないですね。結果は結果、努力した選手ほど結果は素直に受け止めるでしょう。

その意味でも昨日のレースは、本当に感動でした。思わず私も、ついもらい泣きしてしまいました。ぜひ、リオでも全力で走って下さい。

淀の方は家康を上回る存在だった

一億総活躍社会が標榜される中で、とくに女性の活躍が注目され、また保育所や雇用制度などの社会インフラが追いついていないことが、大きな問題になっています。

 
原始女性は太陽であったと言われたのは平塚雷鳥さんですが、天照大神や卑弥呼まで遡らなくても、戦国の女性たちは存在感を持ち、歴史の屋台骨の一方を支えていました。以前のブログでも言いましたが、この時代の女性たちは単なる政略の道具ではなく、大きな意思をもった重要な存在だったと言えるのです。

お市の方と浅井三姉妹、とりわけ名高い女性たちですが、その割りには充分に理解されているとは思えません。数年前にNHKの大河ドラマで三姉妹の末妹・江の生涯が描かれ、同時に母である市、二人の姉・茶々と初も登場して、私などは「時代だなぁ」と感じたものですが。

まさに女性の活躍が時代のカギになるのだ、そういう背景があるから、浅井三姉妹が取り上げられたのだろうと思ったものですが、背景はどんどんと変化していっているのに、上記のように社会インフラが遅れている。

Photo_2 なぜなのか、日本は「男社会」という幻想が未だにはびこっている、そうとしか思えません。まさか「女性は飾り物」などと考えている人はいないと思いますが、心の根底に、もしかしたら引き継がれているDNAの中に、そういう要素が遺っているのかもと案じてしまいます。

さて三姉妹の上姉である茶々、以前は淀君などと呼ばれていましたが、この呼び方は女性を蔑む呼び方って知っていましたか? ナントカ君っていうのは、廓の女性の一般的な呼び方です。そこで最近は、淀の方あるいは淀殿ときちんと呼ばれるようになりました。

この女性、太閤秀吉から淀城を与えられましたので女城主でもあるわけです。朝廷からは従五位の下を与えられていますので、諡もあり菊子が正式名です。なお、大坂城に入ってからは、二の丸殿後に西の丸殿とも呼ばれています。

天下人となった徳川家康の陰で、むしろ豊臣家を滅ぼした元凶のように言われますが、実質的な大坂城の主であり、家康と真っ向から対抗した存在であったわけです。家康の方が一枚上手だっただけで、政治的な感覚が今少しあり、サポートする人材がいたらと思わせる存在です。

女性活躍社会を援護するべく、しばしこのブログでも女性を取り上げます。

喉元過ぎて熱さを忘れてしまうのですか?

平成23年3月11日から5年、そして6年目が始まりました。でも、今もなお区切りを付けられない人の多いことを、色々なカタチで思い知らされました。復興の進捗率も遅く、計画の3~4割という状況のようです。産業復興も遅れていて、元には戻れない企業はもちろん、復興を試みたものの途中で断念したところも目立ちます。

そういえば、震災直後は企業継続計画(BCPあるいはBCM)など、イザという場合の対応策などの必要性も強調されました。にわか勉強で作成を急ぎ、中にはコンサルを頼んで作ったという方もいらっしゃいました。で、それらは今もきちんとメンテナンスされ、ホントにイザの時に役立つのでしょうか。

個人生活でも危機管理が叫ばれ、避難袋や避難セットなどが飛ぶように売れたようですし、避難訓練などもかなりの頻度で実施される例もあります。しかし、その多くが「喉元過ぎれば熱さを忘れる」になってはいないでしょうか。

Photo 原発についてもそうですね。福島第一原発の壊滅、その後始末は5年経っても紆余曲折、右往左往というか、目先の手当で精一杯という感じにしか見えません。完全廃炉は2060年頃だと言いますが、それでもなお解決できてないことがらが満載です。

そんな状態でありながら、原発が再開され、政府は国を挙げて原発輸出を決めています。再開された原発が生み出す日々の「核のゴミ」処分ですら、とりあえずの状態でしかないのに、またその原発の使用期限が来て後の廃炉計画も曖昧だというのに。

そんなことは、未来の人間たちが考えればいいとでも思っているのでしょうか。私などはその頃にはこの世にいないと思いますが、そんな無責任な押しつけを子や孫たちにできません。

私の今住んでいるところも、原発(柏崎刈羽原子力発電所)から20数キロ圏内です。もちろん現在は稼働していませんが、とりあえず処理状態のゴミは大量にあります。原材料も積み上げられています。再開に向けての準備も進んでいます。しかし、避難計画を含めて危機管理が十分だとはとても言えません。

地震や津波だけとは限りません。極端な話、ミサイル攻撃や原発テロだって、可能性ゼロとは言えません。ありもしない心配と、いったい誰が保証してくれますか。

確か原発なしでも、すこしガマンが必要だとしても過ごせたのではないですか。かえって節約意識が高まって、暮らしにプラスになったのではないですか。それとも、喉元過ぎて熱さを忘れますか?

脳力開発は人間学であり行動科学です(42)

 サッカーでも野球でも、自分の思い通りに何でもできたとしたら、碁や将棋で相手がいつもこちらの思う通りに石や駒をおいてくれたら、それって面白いでしょうか。おそらくつまらないと思います。相手が言うことを聞かないから、時には予想を超えてくれるから面白いのでPhoto_2 はないですか。難しいから面白がっている、あんちくしょう、面倒なことをしやがってと言いながらも、この困難をどう乗り切ろうかと頭をめぐらしていますね。それなのに仕事などで困難にぶつかると、嫌だなぁ、困ったなぁ、避けられないかなと思ってしまうのはどうなのでしょう。

 思い通りにならないのは、ゴルフでも碁でも仕事でも同じ客観的事実です。それなのに脳の使い方で一方は楽しく、もう一方は苦しみの種になってしまう。どちらにするかは当人の自由ですが、どちらも困難を楽しみましょうと脳力開発では教えています。戦略行動をとるために必要なものは情報です。現代は情報社会とも呼ばれ、様々なソースからの情報が縦横無尽にひしめいています。大昔は個人の周辺だけが情報源で、見える範囲、聞こえる範囲くらいの情報しか得られませんでした。

 現代社会にはマスコミ情報、ネット情報その他の大量情報源が、しかも自由自在に使えるものがたくさんあります。いってみれば情報の範囲が全世界に拡大されているわけで、その中から必要なものや有用なものを選別する力が必要です。あるいはどの情報ソースが信頼できるのか、その情報は本当に正しいのかどうか、そこまで自己責任で判断しなければなりません。どういう情報に基づいて戦略を立て、戦術を組み立てていくのか、苦心のいるところだと言えましょう。(写真は「情報化社会」の一つとしてのマイナンバー制度)

なでしこの敗戦に企業盛衰を思う

リオ五輪を目指した「なでしこ」の戦いが終わりました。結果は残念でしたが、頂点に上ればそれを維持するか、もしくはそこから降りる(落ちる)しかないわけですから、そういう結果が早く来るか遅く来るかの差くらいのことでしょう。(写真はW杯の記録から転載)

Nadesiko 結果を受けて佐々木監督も身を引くという、これもまた同様のことで、私などはもっと早く辞めさせて上げたらと思っていた一人ですがね。

今回の大会はずっとNHKの綜合テレビで中継されていましたが、なぜか第1試合(オーストラリア戦)から、見る気がしなかったのです。別に「(今回は)負ける」という意識があったわけではないのですが、深層心理の中で「なでしこの負ける姿は見たくない」と感じていたのかも。

翌日結果を見て、ああやっぱりなぁと。オーストラリア戦の敗戦で「今回はムリか」と感じ、後の試合もチラ見はしたものの、すぐにチャンネルを変えてしまいました。

企業でも勢いよく売上を上げ絶頂に達した会社が、気が付いたら下降に転じあっという間に倒産して消え去る。極端なケースではありますが、私自身もコンサルタントの端くれとしていくつかの事例を目の当たりにしてきました。

経営そのものでなくても、人財教育面でも同じようなことがあります。経営者が人財を育てようとして研修を採り入れ、一気に燃え上がらせようとして懸命になる。そしてようやく社員たちもその気になり始めた頃には、経営者の熱が冷めてしまっている。せっかくやったきたことが、結局はムダになってしまう。

そうならないように、じっくり腰を据えてやりましょうとアドバイスをし、上昇機運にある時にこそ次の一手を考え準備をしておくことを勧めます。ベクトルが上向きな時には、問題点などが隠れてしまう、あるいは見逃しがちになる。

なでしこの敗戦、そこから多くのことを学びとっていきたいものです。もちろん、次の上昇ステップを祈りつつ。

脳力開発講座の中の「歴史に学ぶ人間学」

来週から、「未来に舵切る脳力開発講座」の第Ⅱ次講座を開講します。今回も東京と神戸の2会場で、多くの方に脳力開発の真髄に触れていただくことができるようで、大変嬉しく思っています。

今回の講座の中では、オリジナルプログラムとして「歴史に学ぶ人間学」講話を予定しています。5回のシリーズですので、5人の歴史上の人物を取り上げることになりますが、さて最初の講話では誰を選ぼうか、一週間前なのにまだ決まっていません。

Photo 織田信長、豊臣秀吉、坂本龍馬、諸葛孔明、孟賞君、あるいは武田信玄と上杉謙信、西郷隆盛と大久保利通、あるいは時流に即して真田一族。私としては地元の英傑、河井継之助とか山本五十六も取り上げたいところです。この中から5人に絞るのは難しいですね。

ポイントは「戦略と戦術」です。取り上げる人物が、どういう戦略をもって生きたか、ピンチをいかにチャンスに変えていったか、変化に対応した戦術をどう駆使していったか。そういう視点で話しますが、何しろ45分という限られた時間、一点に絞り込む必要もありそうです。

いずれにしても、今回の講座の大きなテーマである自己変革、すなわち「自分(の習慣)を変える」という視点に絞り込みながら、5人(対比思考も採り入れれば6~7人)をピックアップしていきましょう。

また「歴史にイフ(IF)はない」と言われますが、イフを想定してみることも面白いかもしれませんね。そういった意味では、私自身のチャレンジになるのかと考えています。

来週のスタートは、オーソドックスに信長といきましょうかね。

脳力開発は人間学であり行動科学です(41)

 堅い言葉になりますが「脳の戦略的自由」と称します。この自由を獲得している人は、世の中の流れに振り回されたり押し流されたりせずに、主体的な人生展開ができます。どんな環境条件にあっても自分を失うことなく、行動的な人生に踏み出すことができるのです。世の中がPhoto_2 不景気だから、自分の会社も不景気にならねばならないような気分になるわけでもないでしょうが、ふと気が付いたら条件に流されていることがあるかと思います。つまり、無意識の内に主体性を失ってしまっているのです。

 一般の世の中は不景気でも、自社は隆々として発展を続けていくことは可能です。周りと横並びの方が楽だなどとは思わないでしょうが、何も手を打たなければ、結局は流されてしまうことになりかねません。ぜひ戦略的自由な脳を開発しましょう。難しいからと言って腰が引けたり、嫌がったりする人がいますが、それが「習慣」のようになっているのはどうなのでしょう。必ずやれない理由やできないわけを探してきて、言い訳をすることも少なくないようです。

 こういう人は、難しいなと感じたとたんに脳の戦略的自由を失ってしまっていて、こんな時には嫌がり、避けなければならないと決めてしまっているのです。ところがこういう人でも、例えばゴルフなどは面白がってやっていますね。ティショットが思うように当たらなくても、パットもなかなか入らない、それでもニコニコして「惜しい!」とか言って楽しんでやっています。しかし逆に、もしいつも思い通りにボールが飛び、グリーン上ではどこから打ってもホールインする、そんなゴルフって面白いでしょうか。

余所事ではない大地震に大津波

今日のブログ、実は一度書き終えたのですが、適当な挿入写真を探している間に、なぜかページが消えてしまいました。もしかしたら、書いた内容に対して、神様がクレームを付けてくれたのかも知れません。ちょっと他人心があったのかもと自省しながら、書き直しです。

Photo 書こうと思ったのは地震のことです。東日本大震災から間もなく5年、被災地の復興が計画通りには進んでいないこと、福島第1原発事故の後遺症は未だそのほとんどが解決していないこと、そして震災後は盛り上がったボランティア活動も今や細々状態であること等々。

でも、余りに第三者的に書いていたようです。誰かがやればいい、そんな人頼りの気持ちが心のどこかにあったのかも知れません。自分はもう歳を重ねて、支援の主人公にはなれないからと。それではいけませんね、だって「明日は我が身」かも知れませんから。

私自身、日本海中部地震、阪神大震災、中越地震と中越沖地震を身近に体験したのでした。妻もまた新潟地震に遭い、中越地震と中越沖地震では共に渦中にありました。渦中にあってさえ、5年10年と経過していくと記憶が過去のものになるのに、ましてや離れた地域にある人たちの記憶や意識が遠いものになっていても、それは当然のことなのでしょう。

第三者的にそれを嘆くことより、では自分は今なお何ができるのかを考え、実行し続けることの方が大事なことですね。そしてさらに、もし我が身に奇禍が降りかかった時どうするのかを、真剣に考えておくことでしょう。

地震も津波も他人事ではない、いつ起こっても不思議ではありません。心構えはもちろん、具体的な備えができていて、それは確実に役立ちますか。

非常持ち出し用品・食糧に水、最初の3日分くらいあれば、その後は救援が間に合う可能性が高い。そして避難経路や避難所を知っていて、自らの足で確認したか。周囲に、自分の助けの必要な人はいないのか。

余所事ではありません。今日にも襲いかかるかも知れないのですから。

戦国の女性は政略道具ではなかった

春が早くやってきそうな暖かさですが、まだまだ寒くて雪の舞う日もあるようで油断はできません。花粉症に気温差アレルギー、悩まされている方もいらっしゃるでしょうね。

さて、真田丸と信繁はちょっとお休み。信繁には姉がいましたが、ドラマでは松(マツ)という名で木村佳乃さんが演じていますが、実は本当の名前は伝わっていません。法名は伝わっていて、宝寿院殿残窓庭夢大姉というのですが、生前は村松殿とだけ記録にあるようです。

このように戦国時代の女性(戦国時代とは限らないのですが)は、本当の名前はほとんど伝わっていないのが普通です。浅井三姉妹のように、茶々、初、江と伝わっているのは、とくに茶々と江がトップレディだったからでしょうが、珍しい例と言えます。

Photo もっとも男性の名前も官職名、あるいは通称で通常は呼ばれていたわけで、本名(諡)は平常は使われなかったのです。ですから女性の本名も呼ぶのは親・親族くらいで、歴史の表舞台に余り出てこなければ伝わらないのが当たり前でしょう。

だからといって、女性たちが男よりも下流の存在だったとか、虐げられていたとか、あるいは政略結婚の道具とされていたと見ることは、余りに一面的・片面的な見方です。それどころか、彼女たちは実は大きな役割を担っていたと言えるのではないでしょうか。

余りよい例ではありませんが、徳川家康の正妻であった築山殿(写真=本名は瀬名というようですが確証はありません)と、嫡男信康が信長の命によって死に至ったのは、信康の正室・徳姫、すなわち信長の娘・五徳の信長宛書状がきっかけです。

そこには、築山殿と信康の行状が書かれていたと言われますが、これは現代流に言えば嫁いだ娘が親にグチを書いてよこしたものなのですが、戦国の世では「重要機密情報文書」ということになるのです。

実は戦国の女性たちは、外交官であり諜報部(スパイ)であったわけで、嫁ぐ時にもお付きの女性だけでなく何人もの家臣を引き連れていきます。お付きの女性も、乳母的な存在から渉外役に最適な人材なども含め、嫁ぎ先の情報収集に努めます。よって、上記のような事例も生まれてくることになります。

ですから、歴史を観る時には女性の存在を無視して見ることはできません。彼女たちが果たした役割なども細かに観ていくと、さすがに日常のことなどはなかなか史料として残りませんが、歴史は決して男だけで動かしていたのでないことも分かります。

真田丸にもこの後、嫡男信幸の正室となった小松殿や、戦国史の最後を飾る淀の方など重要な女性の存在が見られることでしょう。脚本家がどのように描いてくれるのか、それもまた大いに楽しみです。

「良識の府・参議院」は死語に転落していた

先日話題になった「保育園落ちた、日本死ね!」のブログ書き込み、国会(参議院予算委員会)でも取り上げられました。その中でもアベさんの答弁、そしてトンデモヤジがまたやり玉に挙がっているようです。

Photo 私は一部をテレビ中継で、あとはいくつかの報道番組で目にしましたが、アベさんを含めた閣僚、そして(おそらく)与党ヤジ議員の『庶民感覚とのズレ』の大きさに唖然としました。こんな人たちが政治を動かし、こんな人たちを内心バカにしている官僚たちが日本を牛耳っていると思うと、非常に腹立たしいです。(写真はある報道番組より)

実は私の孫(二歳児です)も、この春の認可保育園募集の第一次募集に落ちました。少なくとも4月から通園することは難しくなりました。もちろん空きのある保育園もありますが、遠かったり、親たちの職場からも位置的に離れています。

幸い孫の場合は、私たち夫婦が面倒を見ることができます。しかし、詳しくは申せませんが、いくつかの問題があります。何より孫に可哀想だという気持ちも強いです。もちろん、共稼ぎの親たち、とくに(私たちの)娘にとっては、ブログに書いている母親と共通する環境や感情があるでしょう。

民主党議員の質問に対するアベさんの答弁、木で鼻をくくったような姿勢、そして全くお粗末な内容。唱えている「一億総活躍社会」だとか、女性活用だの少子化対策だのは、単なるお題目であることが明らかになりました。

「匿名である以上、実際に起こっているか、確認しようがない」とは、いったいどの面下げて言っているのでしょう。確かに実名は出されていませんが、いくつかのマスコミに電話やその他で出ていますね。そうでなくても、確認することは簡単なことです。

さらに言えば、そんな一連の答弁を受けてのSNSやブログへの書き込みは、見るひまもないのでしょうか。見る気がないのでしょうね、でも目に入るはず。

許せないのはヤジの数々、それこそ顔が見えない(匿名?)から言いたい放題。心ないを通り越して、余りの品性のなさ、品格の低さにあきれてしまいます。これらのヤジ議員、自分に投票した選挙民を貶めていることに気付いていないのですね。

良識の府・参議院、全くの死語になってしまったようです。

脳力開発は人間学であり行動科学です(40)

 人間の脳は、医学的あるいは脳生理学としてみるとなかなか複雑奇妙で、未だに分からないことがたくさんあるようです。それらも徐々に新しい研究から解明されてきているのですが、不明で不可思議な面がまだまだ多いのです。しかし、脳の働きや作用を人間の外観すPhoto なわち外部的表現でみると、まことに分かりやすく単純明快です。つまり脳の指令・命令が行動、とくに手と足と口を動かすことで表現されているわけです。ですから、3つの動きを見ていれば、その人の脳の動きも分かるわけです。

 さて、脳の働きは二つの内の一つを選ぶ、二者択一という戦略判断が行動の出発点となります。この判断、意志決定がなければ行動は生まれません。しかし、常に一方だけに決まっているわけではなく、条件や刺激によってどちらでも選ぶことができるのです。繰り返しますが、人間の脳は、二つの内一つを選ぶという戦略判断を行動の出発点にしています。本質的に言えば、現状打破の方向を選ぶか、それとも現状維持の方向を選ぶかの二者択一です。現状維持を選びながら、現状打破もするということはできません。

 脳は公平に、どちらの方向でも選べるようになっているのですが、どちらが自分にとってプラスになるのかということは、自分自身の判断によります。一方が易しく、もう一方は難しいということはありません。何故ならどちらも、手と足と口を使ってなし得ることですから。こういう脳の働きを見極めて、人生を楽しい、幸せで素晴らしい方向にもっていくようにさせてみたら良いのです。そういうことを言っているのが脳力開発であり、言い換えれば脳の作用の戦略的自由を獲得しましょうと提案しているのです。

お雛様、どっちが左にお座りですか?

今日は上巳の節句、五節句の一つですが、桃の花が咲く季節ということで一般には「桃の節句」と呼ばれていますね。春の芽吹きが始まる頃でもあり、自然の生命力をもらって厄災から身を守るという意味があるそうです。

昔は人形(ひとがた)を作って、穢れをそれに移すことで健康を祈ったともいわれますが、それが流し雛やひな人形に変化していったといわれています。現在でも、流し雛の風習が残っている地域もあるようです。

私の場合、弟と二人の男兄弟でしたので、子供時代はもちろんひな飾りはなく、家庭でも特別なことはやっていませんでした。小学校の頃は近所の女の子の家に招かれたこともありましたが、その後はご縁がありませんでしたね(笑)。

T_img_1385 平安時代には、宮中で曲水の宴が催されたようですが、何かの機会に京都の街を歩いていて、どこかの神社であったか偶然に拝見することができました。この風習は中国から伝わったものと聞いていますが、優雅なものです。もっとも、私の目はもっぱら女性の十二単に向けられていましたが。

ところで、ひな人形の男雛と女雛ですが、どっちが右でどっちが左なのでしょう。長岡では先月から「ひなものがたり」のイベントが開かれ、色んなところにお雛様が飾られていますが、総じて古い由緒あるものについては向かって右が男雛であるように見えました。

そこで調べてみますと、やはり元来は「京雛」が主流であって、男雛は帝ですから向かって左側だったようです。古来、左が上位、たとえば右大臣よりも左大臣の方が上位者だったわけです。

実は、現在の主流は関東雛と呼ばれていますが、こちらは西洋風(というより国際儀礼)のレディファーストに基づいて、向かって左が女雛になっています。ただ国際儀礼というからには、関東雛の歴史は明治以降、一説には大正時代と言われています。今日の写真の土びなは、関東風の置き方になっています。

お顔も京雛と関東雛とでは違うのだそうですが、そこまではよく分かりません。

男子の1枠を女子に回せ・・・ないよねぇ

陸連(日本陸上競技連盟)への批判が高まっています。とくに女子マラソンのオリンピック代表選考をめぐってのものです。

私も学生時代ではありますが、陸上競技の競技人でありましたし、その後も何かと関わりになる機会がありましたので、どうしても関心を持ってしまいます。

何が問題になっているのか、要するに選考基準が世界陸上代表についても、オリンピックT_hukushi 代表についても毎回曖昧な上に、毎回変わっていてつかみどころがないということ。さらには1月の大阪(選考対象の大会)で優勝し、標準記録も突破した福士加代子選手に「内定」がなぜ出されないのかということが加わりました。

確かに、今回の選考基準を厳密に当てはめれば、福士さんへの「決定」はもちろん「内定」についても、今現在は出せないということになります。名古屋の大会が終わらないと、という話も確かにその通りなのですが、心情的に「それはないだろう」感が強いことも事実です。

また、選手側の立場になって考えると、不安定はイコール不安につながりますから、福士さんもそうですが、名古屋で代表を目指す有力選手にも迷惑な話です。福士さんが名古屋に出ると言い出し、実際に一般参加でエントリーされ、そしてやはり欠場を決めたことに対しては、大いに同情します。

一方で、福士さんが出ると出ないでは、周りの有力選手にかかる重圧も変わってきますから、これまた同情して余りあります。もちろん、元競技人の立場から言えば、福士さんの最終決定は評価をします。オリンピックに出る出ないは別として、大阪から間がない名古屋への出場は、選手生命を縮めることになりかねないと思っていましたから。

陸連の立場や考えも分からないではありません。内定を出したくても出せない、おそらくそんなところだと推し量るのですが、大阪の直後に内定を出しても佳かったのではないかと考えますね。残り1枠にしても、名古屋に出る選手へのプレッシャーは変わらず、むしろ気合いが入ったのではと感じます。

それでもし万が一福士さんを上回る記録が2つ以上生まれても、「名古屋は1枠」の方がスッキリするのではないでしょうか。いや、どのようにやっても絶対なものはありませんから、周りも選手もアタフタしない組み立てを、臨機応変にしてほしいものです。

それにしても女子マラソンは人材も豊富で、リオ五輪への楽しみも大きいですね。それに対して男子は・・・。男子の1枠を女子に回してくれ!となりませんかね。

脳力開発は人間学であり行動科学です(39)

 人間の行動は、すべて脳の指令(命令)によって実現されます。もちろん、脳の命令には自分の意志でコントロールできないものも多数あります。心臓のポンプがそうでしょうし、肺の呼吸機能もそうでしょう。生命維持に関するものは、脳自体が制御しています。しかし、行201302 動とは手と足と口の動きだとすると、この3つは完璧に自らの意志でコントロールできます。仕事とは人間関係をつくることだと書きましたが、それもまた手と足と口を使って実現することです。机の前に座ってじっとしていてはできないのです。

 例えば手を動かして電話をかける、口を動かして用件をしゃべりアポイントを取る。足を動かして歩き、車を運転して、あるいは電車に乗って相手の会社に出向く。相手に会って名刺を交換し、書類を出したりして用件を伝える。相手が承知すれば商談が成立するのです。人間関係をつくる一連の動き、それはじっと座っているだけでは一向に実現されません。座っていれば、相手の方からやって来てくれて、勝手に資料を探し出してみてくれて、承知してくれるなどといったことはあり得ないことです。

 そんなことは分かっていると言いながら、相変わらず机の前にじっと座っているから行動を促すと、「今色々と考えているんだ」との答。いくら相手と商談を成立させようと思っても、実際に電話をかけたり出かけたりする行動指令がなければ、思いだけで終わってしまいます。相手に会うか会わないかの戦略決定は頭で行いますが、実際の行動すなわち戦術的表現は手と足と口で行います。くどくどと書いてきましたが、要するに行動しない人は脳力を使わない人で、どんなに素晴らしい戦略目標を立てても、決して実現されないということです。

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