« 意識と行動を変えることにチャレンジ! | トップページ | 政治は富めるものをますます太らすらしい »

脳力開発は人間学であり行動科学です(45)

 「浅草の火事」の話を続けます。火災のニュースを見ると、火事で焼けた部分にだけ目がいってしまい、焼けていない部分には一向無関心です。こういうのを脳力開発的には片面的事実認識、あるいは片面思考と呼んでいます。この反対が全面的認識、あるいは両面思考です。焼けた部分を見るのであれば、同時に焼けていない部分の方も見なければなりません。浅草の何丁目何番地のその家は燃えたけれど、それは浅草または東京全体から見ると、ホンの一部の局部的特殊性です。

Photo  大部分というべき普遍性の方、つまり焼けていない方が主流となっているのです。しかしニュースになり注目されるのは、焼けている支流の部分です。こういうことは会社の会議の中でも、頻繁に起こっているのではないでしょうか。主流と支流を見分ける訓練、具体的な問題を取り上げてやってみると良いと思います。支流部分、言い換えると特殊性の部分は目立ちやすく、どうしても目がそちらに向いてしまうということを分かっていれば、その逆に目を向けてみれば良いのです。

 例を変えて家族の中の問題で、子供の将来ということを取り上げてみましょう。これもよくあることだと思いますが、子供の教育のことで夫婦の意見が食い違っているとします。母親は子供を有名塾に入れたりして、勉強に身を入れるようにしたいという意見です。しかし父親は、子供の希望に任せたいし、できればスポーツなどをやらせて元気に育てたいというのです。この二つは戦術的問題であり、子供を立派に育てていきたいという戦略的部分は一致しています。主流は同じでも、支流が違うということになります。

« 意識と行動を変えることにチャレンジ! | トップページ | 政治は富めるものをますます太らすらしい »

VANちゃんの脳力開発ミニ講座」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107188/63368117

この記事へのトラックバック一覧です: 脳力開発は人間学であり行動科学です(45):

« 意識と行動を変えることにチャレンジ! | トップページ | 政治は富めるものをますます太らすらしい »