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脳力開発は人間学であり行動科学です(33)

 同じ事物でも、人間のものの見方はそれぞれに違うので、まるで違った評価になることが多々あります。時には180度違ってしまうことも少なくありません。当然評価や判断が異なると、その後の行動も全く違ったものになってしまうのです。かつてある2人のセールスマンが、アマPhoto ゾンの奥地に靴を売りに行ったそうです。ジャングルの奥の現地で見たモノは、裸足で歩いている現地人の姿でした。2人のセールスマンは、それぞれ本社にテレックス(今ならメールかな)を打ったそうです。

 1人は「次の便で帰る。ここでは靴の売れる見込み無し。現地人は皆裸足」と打ち、もう1人は「急ぎ1千足の靴を遅れ。ここでは靴の売れる可能性無尽蔵。現地人は皆裸足」でした。全く同じ現実を見ていても、全く正反対の反応、行動になっているでしょう。もう少し検証してみることにしましょう。要は、一方のセールスマンは「現状を維持」したままで変化させないという反応と行動で、もう一方のセールスマンは「事物を発展変化させよう」という反応と行動なのです。

 一方は現地人が全員裸足で歩いていることは今後とも変わらない局面だと見、もう1人は、今は裸足だからこそ靴を履かせるという変化の局面を見たのです。このような対応の違いは、昨今のような変化の著しい、変化の早い時代にはとっても重要なことです。結果がどうなったのかは分かりませんが、靴とは便利で良いものだということが広まっていけば、1千足の靴はあっという間に売れてしまったのかも知れませんね。行動の延長に結果がやってくる、これもまた確かなことなのです。

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