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脳力開発は人間学であり行動科学です(38)

脳力とは脳(頭)の働きではあるけれど
 脳力開発ミニ講座という形でコラムを書き始めてしばらく経ちましたが、思いつくままの書き進みですから、キチンと体系的にまとめているわけではありません。時にはあっちへ飛んだり、こっちへ迷い込んだりしている事だと思います。こんな調子で書き続けますので、どうぞ気長におつきあい下さい。


Photo  さて脳力とは脳(頭)の働きだと何度か書きました。では、頭はどういう働きができますか? 私の脳力開発セミナーでも、時々こういう質問をいたします。色んな答が返ってきますが、中でも多いのが「考えることができます」という答です。では見せて下さいといいますと困った顔をされます、「いや、それはできません」と。誰か(著名な人)が言った、あるいは何かに書いてあったことを記憶していて、質問にあった答になりそうな記憶を探し出して、それを再現しているだけなのです。頭(脳)はどんな働きをしますかという問いに、「考えることができる」と答えた方の脳裏には、パスカルの『人間は考える葦である』という言葉の記憶が浮かんだのかも知れませんね。有名な哲学者の言葉なので、それが正しいと信じ込んでいるということもありそうです。

 一度も会ったことのない人の顔を思い出せるか、という問いを城野宏先生はされたそうです。昨今はネット等で写真を見ることはできそうですが、少なくとも本当の顔は思い出せるわけがありません。記憶していないものは、記憶の再現ができないのです。となると、考えると称して机の前にじっとしているのはどういうことでしょうか。それはこれまで経験した記憶の中から材料を探しているに過ぎず、新しいアイディアは出てこないということになります。行動する、すなわち手と足と口を使わない限り、新しい材料の獲得はできないのですから。

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