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脳力開発は人間学であり行動科学です(36)

社内専門家よりもタチの悪い社内評論家
 口先ばかりで行動しない、自らは決して手を挙げないタイプの方を社内専門家と言いますが、もう一つのタイプは社内評論家、あるいは社内批評家と言われる方です。こちらも見事に現状維持(現状に甘んずる姿勢)の典型です。誰かが出した提案やアイディアに対して、Keieikaigi あそこがいけない、ここがダメだと欠点ばかり指摘するのです。欠点を指摘して欠点を消していけば、優点だけが残って良くなるだろうと考えているのでしょうが、実際にはそうはいかないのです。

 たいていの場合新提案や開発アイディの類は、まだ余り磨かれていないのですから欠点が目立つのです。それを指摘し、批評して会議をかき回しても得るところは余りありません。結局、欠点が多いからこの提案はダメだと捨てられたり、開発に着手しないことになり、変革の波は起こらないで終わるのです。 社内評論家(批評家)は、ある意味で社内専門家よりもタチが悪いと言えます。専門家はまだそれなりに、保守的ではあれ自分の提案は出してくるのですが、評論家の方は他人の意見をぶっつぶすことに血道を上げてくれるのです。

 さらにそこに、年配意識や資格意識が加わるとさらに過激になります。年配意識とは年功序列意識ともいい、いわゆる「近頃の若い者は」という感覚であり、裏返すと自分の「過去の栄光」にぶら下がりたがる傾向のことです。資格意識とは資格のない者を軽視し、これまた自分の実績にしがみついて、新しい発想やコンビネーションを拒否してしまうのです。ここまで述べた方々は、要するに規制の枠組みから抜けられない思考行動なのであり、現状打破には向かないのです。

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