無料ブログはココログ
2018年4月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

VAN研(ヴァンガード経営研究所)

フォト

« さてと、前年度申告書の作成をやりましょう | トップページ | 100万の大軍を委ね、軍配をあずけたい »

脳力開発は人間学であり行動科学です(31)

 右に行くのか左に行くのかを決めることを、戦略決定といいます。右に行きながら、同時に左に行くことはできませんから、二つの内どちらか一つをとらなければなりません。すなわち、戦略はあくまで二者択一ということです。「戦略は大胆に」というのは、上の通り二者択Nagaokaeki 一だから、最後には大胆に決めるしかないということなのです。決めるための情報は緻密に集めるなり、現状分析をしっかりやらなければなりませんが、決める時にはためらいなく一方を残し、一方を捨てるのです。

 戦略が決まったら、例えば右に行くと決めたら、ゆっくり歩いて行くのか走って行くのか、あるいは自転車を使っていくのか車を運転していくのか。最寄りの駅までは歩いてそこから電車に乗る、とまぁあらゆる手段・方法が思い浮かびますが、これらは戦術です。戦略は決めること、戦術は戦略を達成するための手段・方法です。ですから戦術は、取り巻く条件によって何を選んでも良いのです。右へ行くということが戦略なら、右へ行ける方法なら何でもいいし、選ぶものですから「選術」とも言われたりします。


しかし、戦略に合わない戦術をとってはいけません。右へ行こうとしているのに、最寄り駅まで行ったらちょうど左へ行く電車がホームに入ってきたからと、それに乗ってしまっては、それは戦術の変更ではなく戦略そのものを変えてしまうことになってしまいます。また、戦術はどれが良い悪いと議論すべきことでもありません。善悪の価値評価の区別は意味をなさないので、良し悪しを討論してもしょうがありません。討論したところで、歩く速さは電車よりは遅いことは変わらないでしょう。それなのに会社の会議などではああでもない、こうでもないの戦術の良し悪し論議が長々とつづくことがあります。

« さてと、前年度申告書の作成をやりましょう | トップページ | 100万の大軍を委ね、軍配をあずけたい »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107188/63155266

この記事へのトラックバック一覧です: 脳力開発は人間学であり行動科学です(31):

« さてと、前年度申告書の作成をやりましょう | トップページ | 100万の大軍を委ね、軍配をあずけたい »