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嵌められたかも知れませんがね

甘利大臣が会見の席上で辞任を明らかにしたことに対し、潔かったとか、さすがに出処進退をわきまえているとか、どちらかというと評価する声が少なくないようです。さらには、実はあの週刊誌(週刊文春)報道は、「嵌められた」ものだとか、中にはTPPで押し切られた某国の陰謀だとかまで囁かれています。

Amari 後者の真偽は、私などには分かりようもないから、あの1時間半の会見・弁明に絞って私見を述べてみることにしましょう。

まず「潔い」ということだが、何を持ってそういう評価が出てくるのか。ぐだぐだ弁解をした挙げ句に「辞めない」ということに、すなわちこれまでの多くの大臣や高官たちがそうであったように、椅子にしがみつかなかったことが潔いということなのでしょうか。

でも私に言わせれば、本当に潔ろしければ疑惑が巻き起こった段階で、あっさりとやめるのだろうし、百歩譲って、会見の冒頭にまず「辞めます」と言うべきではなかったか。それを延々と事実関係(らしきこと)をしゃべりまくったのは、どうなのだろうか。もしや辞める気はないのかと感じさせたところで、どんでん返しを食らわした感じでありますね。

問題にすべきは、大臣室や地元事務所で「あやしい」金を受け取ったということですよ。清廉潔白であれば、その時に、あるいは後日に返すべき性質のもので、政治資金としても受け取るべきではないということでしょう。お金にイロは付いていませんが、明らかに何らかの見返りを期待した金であることは、前後の事実から見て明らかですよ。

それが分からないなどとは、政治家としてそもそも失格ではありませんか。潔し以前の問題だと思うのですが、違いますか。秘書が受け取った金の半分以上を個人的に費消した、だから私の責任は監督責任である、というのもねぇ。だって、昨日今日のことではなくて、何年かの時間を経過しているわけですから、それが分からなかったナンテねぇ。

要するに脇が甘くて、身内にも甘々で、チェックも何もきちんとできていなくてと、いいところなどちっともないではありませんか。それを潔いだなんて、どこからそんな評価が出てくるのでしょう。

もしかしたら「嵌められた」のかも知れませんが、嵌められるような油断があったということにしか思えませんね。はるかに大きな力が働いた、などと安物のサスペンスドラマのシナリオじゃあるまいし。

どうぞ反論がある方はご遠慮なく、コメントして下さい。

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