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脳力開発は人間学であり行動科学です(29)

 問題解決の第一は、現状をしっかり把握することです。これをいい加減にしてしまうと、その先のプロセスが粗くなってしまうのです。粗いままで次の原因追求プロセスに入ってしまうと、真因まで到達しないまま対策に入るという過誤につながります。その現状把握は、確定Photo 要素の積み上げがキーポイントです。確定要素とは確定的事実、あるいは確定的可能性や確定的法則と言われるものです。中でも確定的事実(具体的事実)をキチンと網羅して集められるかが大切です。

 反対の不確定要素(確定的でない要素)とは、憶測、印象、仮定、思い込み、空想、評価と言ったことなどです。こういった不確定要素はまずはずさなければなりません。逆に振り回されてしまうと、正しい判断や意思決定ができないことになってしまうのです。確定要素の積み上げによる現状把握ができれば、次のステップは原因分析です。以前にも述べましたように、原因(内因・真因)と条件(外因・副因)とをキチンと区別することが大切です。しっかりと原因を明らかにすることで、戦略と戦術が明確にできます。

 マイナスの原因を潰すこと、あるいはプラスの原因をさらに伸ばしていくこと。そこから戦略(目標)を明示し、その達成のための手段・方法を組み立てていくことで、問題解決につながっていきます。解決を急いではいけません、地道に段階を踏むことがポイントです。現状把握原因分析戦略設定戦術組立実行。この一連のプロセスは、よくいわれるPDCAとは少し違いますが、共通項も多々見られます。繰り返しになりますが、重要なことは対策を急がぬことです。急いては事をし損じるのです。

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