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脳力開発は人間学であり行動科学です(30)

戦略は大胆に、戦術は細心に
 今日からは戦略と戦術のお話です。我が師・城野宏は、「戦略は大胆に、戦術は細心に」と言われましたが、その話はもう少し後からやりたいと思います。昨今では、女子高生がドラImg_1340 ッカーを語る時代ですので、戦略戦術は日常用語にさえなっています。書店に行きましても、ありとあらゆるジャンルの棚に「戦略」と名の付く本が並んでいたりします。講演を聴きに伺っても、あるいはまた企業の会議などにお邪魔しても、言ってみれば戦略のオンパレードです。それでいて、正しく戦略を理解しているのかと首をかしげることばかりです。

 戦略とか戦術という言葉は元来軍事用語で、かなり古来より用いられていますが、体系的にキチッと定義されたのは、私の考えでは19世紀前半の、カール・フォン・クラウゼヴィッツ(プロイセン)の『戦争論』ではないかと思います。戦略とか戦術という言葉は軍事用語でしたが、日本では戦後になって経営用語として盛んに使われるようになってきました。そんなわけで書店の棚にも「戦略」本が並ぶわけですが、正しい意味で使われているかとなるといささか疑問です。

 さてそれでは、脳力開発的に戦略と戦術を語っていくことにしましょう。玄関から外に出た時に、右に行くか左に行くかを考え込むことはあまりないと思いますが、それは先にどちらに行くかを決めていたからに他なりません。右か左か、行く方向を決めないと体(足)は動きません。左に行くことを決めるから、脳中枢は必要な筋肉に指令して足を動かし、目に指示して左方向の障害物や建物、あるいは信号などを確認して、ぶつからないように安全に体を動かします。つまり、頭を使って行動しているということです。

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