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脳力開発は人間学であり行動科学です(23)

 殴る、殴らないの事例で説明しましたが、変革することと不変革の意志もまた同じことです。変革・不変革というと色んな要素が組み合わさって、さも難しそうに感じるのですが、必Img039_2 ずどちらかの意志で表現される、行動に表れるのです。口でいかに変革を叫び、変革の企画書を書いても、実際行動が不変革であれば、その意志の主流は不変革であるということに他なりません。うがった言い方ですが、変革を口にするのは格好いいからであり、行動すると自分の不利(面倒)になるので何もしないのです。

 会社の中にはこういう人が少なくありません。私はこういう人のことを「社内(企業内)評論家」と呼んでいますが、確かに会議などでは積極的に発言します。ですが、「じゃぁ、誰かやってくれないか」というと一向に手が上がらないのです。師・城野宏はその著書の中で、「変革活動とは、新しい人と人との関係をつくることだ」と述べておられます。変革活動を「仕事」と置き換えてもいいでしょう。営業活動も突き詰めてみれば、新しいあるいはより深い人間関係をつくることに他なりません。

 ですから、会社の中にこもっていては新しい人間関係はできてきませんから、そういう人は仕事をしていないということになります。どれだけ新しい人に会い、商品やサービスあるいは考えていることを気に入ってくれる仲間を増やすことが仕事だと言えます。昨今はネット社会になってきたので、メールやブログ、SNSなどを使い人間関係が作れると豪語する人も少なくありません。しかし、それは本当の人間関係と言えるのでしょうか。道具としてのネットツールは活用すれば良いですが、あくまで補助手段だろうと思うのです。

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