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信長は時代の最先端をいく独創家だったか

雨が降らないばかりの曇り空、気温はさほど低くないのですが、余り温かさを感じません。書籍の断捨離に力を入れていますが、残す本をどこまで絞り込むか、ちょっと悩んでいます。

さて、信長についての私感です。よく言われるのは、非常に先進的であって、他の誰もがPhoto やれなかったことを次々にやってのけたと。先進的であったかどうかは分かりませんが、旧来の陋習に余りとらわれなかったことは事実でしょう。

それでも、例えば桶狭間の戦い直前には、集結した熱田の宮で戦勝祈願を行っていますし、その他いくつかの事例を見ても、すべて古いものを不定したわけではないようです。ただ判断は非常に合理的であって、活用できるものや役に立ちそうなことはやり、そうでない事柄は捨てていったと思われます。

あるいは既存宗教(仏教)を否定したとも言われますが、これは比叡山の焼き討ちや一向一揆との戦いをさすのでしょう。しかし、それはあくまで信長の天下統一に障害になっているという理由であり、決してすべての仏教を否定もしていません。第一、信長最後の地は本能寺ですが、ここは法華宗のお寺です。

また、全く新しいものを信長がつくり出したというのも、ちょっと違うようです。すでにどこかで誰かがやっていたことを、もっと大々的に、より効果的に推し進めていったというのが正解でしょう。楽市楽座がそうですし、安土城に見られるような天守閣を含む城郭建築もです。

かといって独創性がないとは言いません。むしろ、それまでにない独創性があったからこそ、時代の先端を行くような施策をどんどん打ち出していけたのだろうと考えます。それを阻むものは、容赦なく討ち滅ぼしていった、そのことにためらいがなかったのでしょう。

では、次回はいよいよ桶狭間合戦に焦点を当ててみることにいたします。

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