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脳力開発は人間学であり行動科学です⑩

 思考という次元で考えてみますと、両面思考ということが取り上げられます。表があれば裏がある、左があるから右もある、プラスがあればマイナスもあり、上があるのは下があるからです。表だけ、左だけ、プラスだけ、上だけというのでは、物事は成り立ちません。例えば、表と裏とImg_1314 はもともと一つの事物であって、決して切り離すことはできないのです。だから、ハイライトの箱がブルーだと見たら、すぐ次にはブルーでないところはどこだと考え、目を移すことが大事なのです。
 ちょっと目に入ったのがブルーで、それだけにとどまってしまっているのは頭を使っていないということであり、せっかくの140億の脳細胞の大半を使うことなく、遊ばせてしまっているということなのです。両面思考に対して、その反対を片面思考といいます。かつて若い頃ですが、私は新商品の販売企画にも携わっていました。営業部門との会議をやりますと、毎回が対立の連続でした。私たち企画側はその新商品が「必ず売れる」と主張し、営業側は反論してきます。
 今から思えばバカなことだったなと分かるのですが、つまりはお互いに片面思考に陥っていたということでしょう。すなわち、売れる綿があれば必ず売れない面もある、この基本的なことに全く気付いていなかった訳です。その商品を売り出したいが為に、売れないという側面は無視する。あるいは売れない局面(市場調査結果など)もあるのに、なるべく過小評価する。要するに、頭をたいして使っていなかったわけです。
(写真は未来に舵切る脳力開発博多講座)

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