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脳力開発は人間学であり行動科学です⑨

●本来の脳力には差がない
 ハイライトの箱の例で見てきましたが、こうした一つ一つの行動をとることは、すべて脳活201302 動の(脳からの指令)の結果であり、頭を使ったかどうかは必ずこうした実際行動によって表現されます。逆に言うと、行動のないところには脳活動に結びつく脳思考がなかったのだと、断定できるのです。行動しなくても、自分はじっと座って考えているのだという人もおられますが、これなどはせいぜい過去の記憶(自分の体験や他人から聞いた話など)を紐解いているにすぎません。

 こういうのを机上の空論というのです。会議などで意見を出さずに、何かが決まってから「それはオレも前から考えていたんだ」という人だとか、意見は出すけれども自分から「やる」とは決して言わない人も、これと同類といえます。脳髄は、客観的な外来刺激(五感と言いますね)に応じて脳回路の形成を瞬時に行い、あらゆる環境条件に対応して人間が生きていけるような作用=指令を行っています。

 ということは、事物の普遍的な(当たり前の)法則性を心得ておれば、頭を使って次にどうすればいいかの判断が正しくできるということになります。寒くなれば着物を着る、燃えさかるものからは身を引くとかいったことは、環境条件に対応する頭脳行動の結果です。しかし余りに当たり前すぎると、人間は無意識の内にそれを行ってしまい、行動していることすら意識の外にあったりします。普遍性は無視されてしまう、普段はそれでも支障はないのですが、それが習い性になってしまうとどうなのでしょうか。

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