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【人件費率が高い!?】

日本の事業所の95%以上は中小企業でありますし、そこに働く従業員数からいうと全体の3/4は中小企業で働いています。

その中小企業のまた多くが赤字企業なのも、紛れもない事実です。3年前のリーマンショックから立ち直って経営改善が進み始めたところへ、今回の大震災は厳しいアゲンストの風になり始めました。さらに赤字企業が増えるということも予測されます。

赤字、すなわち経常利益が赤字ということは、簡単にいえば「手取り(粗利益)よりも生活費(固定費=経費)が大きい」ことを示しています。家庭であれば、すぐに銀行に走って預金を引き下ろしてくるという事態です。

その固定費の中で、最も額の大きなものは人件費でしょう。人件費の多くは給与や賞与ですが、法定福利費つまり社会保険料の企業負担分、福利厚生費や教育費なども含まれます。

その人件費総額を売上高で割ったものが「人件費率」です。しかしこの比率は、ハッキリいえばほとんど意味のない、役に立たない数字なのです。いくらか役に立つのは「労働分配率」、つまり人件費を粗利益で割った率です。(時には「生産性」という言葉も使われます)

でもそれさえも使い方を間違うと、経営の意思決定を誤るというのです。大事なことは人件費の絶対額がいくらなのか、それは適正か、どう推移しているかということだというのです。

あとの詳しいことは、宇野Proさんのマトリックス通信をご覧下さい。
http://archive.mag2.com/0000158409/index.html

事業承継はのんびり構えていてはダメ

今日は初夏の陽気になったところが多いようです。越後長岡も昼前から気温が上がり、先ほど郵便を出しに街を歩いたら汗ばむほどでした。おそらく気温が20度前後はあるのかな。

そんな中であさって29日からはGWがスタートします。ヴァンガード経営研究所も一丁前にGWはベタッとお休み、そんなわけで今日は休み明け7日のMGセ ミナー準備を一気に完了しました。

最終の電話チェックで2名の参加申込みをいただき、15名になりました。Facebookメッセージでお知らせしている数名の方からは、まだ返信が来ていませんが、これでほぼ確定というところでしょうか。MG初受講の方も4、5名いらっしゃいますので、やさしい解説レジメも作りました。

こうやって先行管理をしておけば、目前であわてることもありませんし、万が一のことがあっても日程的に余裕があるので手が打てます。昨日のブログのテーマであるBCP(BCM)と同じで、備えあれば憂いなしです。

さて中小企業にとって、ぜひ「備え」を先行管理で行ってほしいのが「事業承継」に向けての準備です。準備というより、本番スタートと言った方が適切だとさえ思っています。

ところがこれまた、中小企業のトップの方にはまことにのんびりしているというか、そんなに急がなくてもいいじゃないかとなかなか真剣に耳を傾けていただけません。もちろん、健康にも自信を持っておられるのは良いことですし、こちらも「万が一に備えて」と強くは言いにくいものでもあります。

そもそも「事業承継」は中小企業に不可欠なテーマです。中小企業の大半はオーナー企業であるわけで、しかもオーナー家と不即不離、あるいはほとんど一体ということも少なくありません。しかも、一口に「事業承継」と言っても多くのテーマ・要素を包含しています。

これから少しずつ「事業承継」の中身についてお知らせしながら、のんびり構えていてはダメですよということを、ぜひ理解していただきたいと思っております。

備えあれば憂いなし

3月11日の大震災発生から、もう少しで50日を迎えます。交通インフラなどはかなり復旧されましたが、被災地とくに津波の被災地はようやく復旧の緒についたところのようです。

さらには福島第一原発についてはメドすら明確でなく、先日示されたロードマップの期日はさらに延びるのではないかという意見もあるようです。しかも原発事故由来の風評被害は、国内だけでなく国際的にも大きな問題になっています。

そんな中で、以前にもこのブログに少し書きましたが、BCP(あるいはBCM)、すなわち事業継続プランに関心が集まっています。大手企業は既に策定済みのところが多いのですが、それでも今回の震災が「想定外」であったことで、さらなる見直しが進められています。

また自動車業界のように、 今後も生産レベルが震災前の50%前後でしばらく推移する可能性があるなど、従来のBCPでは対応ができないことが明らかになったケースもあります。

いずれにしても新たな視点でのBCP(BCM)が構築される、そういう段階に入ったようですが、問題は大多数を占める中小企業です。もちろん大いに関心を示し、策定に取りかかられている企業も少なくはありません。

しかし、大多数はまだどうやっていいのか暗中模索、あるいは問題意識にも至らないというのが偽らざるところです。私のサポートしている会社にもBCPの資料をお渡しし、いくつかのポイントについてだけでも早急に策定した方が良いと提案しましたが、余りノッてはこられません。

確かに「100年や200年に一度」あるかないかのことに、時間とコストはかけられないという気持ちは分かりますが、たとえば風評被害や計画停電・節電対策は現実の問題です。最低限、そういった目先も問題に対してだけでも、キチッと戦略と戦術を立てておくべきでしょう。

備えあれば憂いなし、という諺は古来日本人の智慧であるはずなのですがねぇ

経済は循環している血液

昨日の大雨から、一転してスッキリした青空になりました。越後長岡の桜も今日が見頃でしょうか、御山(悠久山)もお花見のグループ、家族連れで賑わうといいですね。

ところで昨日の土曜日は、車で軽井沢を往復して参りました。目的は軽井沢MGセミナーに顔を出して来ることでしたが、いつも以上にセミナー進行が早かったので、参加者全員で旧軽井沢銀座に「知的散策」となりました。

雨がポツリポツリと降り出したところでしたが、1時間近く旧軽を歩き、ついでにSHOPPINGをして来ました。

びっくりしたのは、4月後半桜の季節なのに旧軽に人出が余りに少ないこと。天気がイマイチということもありましたが、それにしても「えっ!?」という感じでした。そういえば、朝の碓井軽井沢ICや連絡道路もガラガラ、途中のゴルフ場の駐車場も空きが目立ってました。

お店の人たちもいささか手持ちぶさたの感が、もっともその分しっかりと商品説明をいただけましたが。車だったので、ワインの試飲ができなかったのは残念でしたが。

あれって「自粛」の影響でしょうか。GWの宿泊予約も、新潟県内では例年の半分くらい、いいところでも7-8割、JRの指定席予約も8割くらいということ でした。

こんなことじゃいけないなぁ、もっとできるところがどんどん盛り上がっていかないと。6月までは「高速道路、休日特別割引」も継続されるようですし。このGWというチャンスを逃がしたら、浮揚のチャンスをみすみす自ら逃がしているようなものです。

そう、経済は循環している血液なんですから。地震の前以上に循環を良くしていかなくては、まわりまわって震災地にも行き届かない、自らにもマイナスが還ってくるということになりかねません。プラス思考で行動に移しましょう。

【続・企業の収益構造を見極める】

今日は1日雨でしたが、ようやく回復して空も明るくなってきました。越後長岡の桜は今が満開、気温が下がってきたのでもうしばらく保ちそうです。まだ雪が残っている御山の方は、今週末が満開になるようです。

ところで、古代日本で『花』というのは梅の花だそうですね。桜が花の代表になったのはかなり歴史が下って、江戸時代も後半になってからのようです。

日本三名園ってありますね。金沢の兼六園、岡山の後楽園、そして水戸の偕楽園ですが、これは「雪月花」に因んでいるそうです。すなわち兼六園は雪の季節に、後楽園は秋の満月に、偕楽園は花の咲く時が美しいと。この『花』は当然に梅の花です。

桜が梅にとって変わったのは、武士の台頭と関わりがあるとも言われています。冬枯れからいきなり花が咲き、やがて散り染めと共に緑の葉が茂ってくる。冬には枯れ葉を落とす、花も葉も潔しというところが武士の心に響いたのでしょう。

さて本日は、宇野Proさんのマトリックス通信をお届けします。
http://archive.mag2.com/0000158409/index.html

今回はとくに労働分配率に着目しています。くれぐれも売上高人件費率ではありません。企業指導の専門家の方は、後者の数字をチェックして「経費、とくに人件費を圧縮するように」と指導されることが多いようです。

私たちは、労働分配率の方に着目します。こちらは、粗利益(売上高総利益)に対する人件費の割合です。売上高をベースにした比率はダメで、目を向けるなら粗利益をベースにした比率の方です。

売上高は役に立たない、これが真理です。

脳力開発・東京セミナーは5/21-22

脳力開発セミナーは、 故城野宏先生(1985年没)の脳力開発・情勢判断学をベースに、<うっ かり行動力がアップしてしまうセミナー>としてヴァンガード経営研究所がプログラム化しました。

2日間、じっくりと「精神的姿勢」のポイントや「戦略と戦術」について、自己点検と演習等を通じて学ばれませんか。セ ミナーの終わる頃には、思考から行動への切替のスイッチが入っていることでしょう。
・とき   5月21日~22日(土日) 両日とも9:30~17:00
・ ところ  東京ウィメンズプラザ
       /渋谷と表参道の間・青 山学院大学向かい国連大学隣
・講師   ヴァンガード経営研究所代表・板東秀行
・受講料  2万円/他にテキスト代1000円

詳しいご案内はこちらからどうぞ。
http://www2.atpages.jp/vanken/PDF11/201105tokyonk.pdf
お申込は下記ホームページから、または案内チラシの申込書をFAX下さい。
http://www2.atpages.jp/vanken/index

もし都合がついたら・・・

よく耳にする、あるいは目にする言葉ですね。
「もし都合がついたら・・・」あるいは「機会がありましたら・・・」

お仕事の中でも、日常生活の中でもけっこう何気なく使っていませんか。軽い気持ちでと言ったら語弊があるでしょうか、社交辞令と言ってもいいかも知れませんが。

脳力開発では、こういう言葉を発するのを『人頼りの姿勢』と申します。おそらく本人はこういう意識は全くなくて、上に書きましたように「何気なく」お使いになっていることでしょう。でも、その底流になるのは人頼りの姿勢と言えるのです。

ハッキリ申せば、「もし都合」はほとんど永遠につきませんし、「機会」はついに訪れることがないでありましょう。

他人様が都合をつけて下さるのでしょうか、それを待っていても一向に変わりませんね。誰か、自分以外の他の方が機会を与えて下さるのでしょうか。もし与えて下さらなければ、例え「こうしたい」という思いがあっても実現されないということになりませんか。

確かに今現在は都合がつかないのでしょうし、その機会ではないのかも知れません。ですから、その事実は素直に語れば良いのです。

そして次にやることは、自ら都合をつけるように行動するか、自ら機会を求めていくことができるかに尽きるのです。難しいことではありません、少なくとも 「こうしたい」という思いがあるのなら。より強く思いを持てば、実現するように体が動くはずです。

中にはすごい人がいて、将来「実現する(したい)」ことを、例えばスケジュール表にすぐに書き込んでいかれます。書き込めば、そこから逆算して今何をするべきかが分かると言われます。

これぞ正しく脳力開発でいうところの『主体的に動く姿勢』だなと、うなづかせていただきました。

売掛・買掛を入れたMGセミナー

今日は、MG(戦略MQゲーム)について少し。

MGは1976年に西順一郎さん(現・(株)西研究所代表)によって考案され、社員研修プログラムとして世に出されました。経営の基礎、あるいは会計の要諦を学ぶのに非常に適しています。

会社を設立して、社長として5年間の経営(第1期のみは全員練習)を一人で考え一人で実行し、毎期自分で決算を行います。材料を仕入れ、工場で製造して販売までを行います。採用や設備投資、あるいは研究開発や販促宣伝、社員教育などもゲームの中に盛り込まれています。

そのMGは、すべてのやりとりが現金処理・現金決済で行われます。ですから非常に分かりやすいわけで、現金残高がゼロまではOKですが、マイナスになればそこで「倒産」です。少なくともマイナスにならないよう、資金管理に気を遣う学びもできるわけです。

しかしながら、実際の会社はその多くが現金以外の処理や決済がなされます。すなわち、掛け売りや掛け買いが日常茶飯事に行われ、売掛金や買掛金が発生します。会計処理も現金主義ではなく、発生主義で行われます。

では、MGではそういう現実の実務的な学びはできないのでしょうか。ハッキリ申せば、そこまで実務に近づける必要はないということです。こだわらなくても、十分現場実務に役立つ知識を体得し、実験体験もできるということです。

ただこだわる方もいらっしゃいます。そこで売掛・買掛を加味したMGがかつて考案され、「CF-MG」として数年各地でセミナーが開催されました。私も何度か受講しましたが、MG初心者にはなかなか難しいということでその後はほとんど行われなくなりました。

特別なルールや特殊な用紙も必要になることが面倒だったわけですが、現行のMGルールに少しルールを加えるだけで、また用紙も現在の用紙のままでできないかを考えているところです。

現在シミュレーションを試みていますが、近い将来テストセミナーもやって、実際にどうかを確かめようと思っています。その結果次第で、MGセミナーのプログラムの1つにしていきます。その時には新しいセミナー名も考えていこうと思います。乞うご期待。

えちごMGワンデーセミナー

MG(MQ戦略ゲーム)は、1976年に西順一郎先生が考案された経営シミュレーションゲーム研修です。参加者一人一人が会社を設立し、経営者として意思決定を重ね、会社経営体験の中から経営の真髄や会計の基礎を体得します。

今回のえちごMGセミナーでは、通常の利益管理経営だけでなく、キャッシュフローや資金管理についてもさらに詳しく学んで、「勘定合って銭足らず」にならないためのポイントも体得して下さい。
 ・日 時  5月7日(土) 9:00~19:00
 ・会 場  沢矯正歯科医院セミナールーム(JR長岡駅歩3分)
 ・講 師  板東秀行(西研MGインストラクター)
 ・講習料  15,000円 ※昼食代込
■詳細については、案内(PDF)をダウンロードして下さい。
http://www2.atpages.jp/vanken/PDF11/201105echigomg.pdf

会場の都合により定員が20名となっております。申込(FAXまたはネット)締切は5/5ですが、どうぞお早めにお申し込み下さい。

原発を「戦略と戦術」で考える

東日本大震災から今日で1ヶ月が経過しました。

状況は少しずつ復旧・復興の方向に向かっているのでしょうが、それを妨げるかのように大きな余震が今日も発生しています。既に有感地震は1万回以上、震度5以上でも100回を超えたと言われています。

また福島第一原発については一進一退、「安全宣言」などはまだまだはるか遠い先のようにも感じられます。出てくる情報が今もって分かりにくく、いったい「ホントに大丈夫」なのかどうか、それが分からないところに不安や不信の要因があります。

と言いますのも、私の住んでいる新潟県長岡市は、世界でも最大級といわれる柏崎・刈羽原発(東京電力)から半径20km圏内に位置しています。我が家のあたりがちょうどその境目のようです。

ご承知のように4年前の中越沖地震では稼働中の原発が全面停止し、敷地内火災などが発生し大騒ぎになりました。幸か不幸か今回のような大津波には襲われず、燃料棒の冷却なども大きな問題も無く収まりました。

しかし、今回のような自体が柏崎・刈羽原発で起こらないという保証はありません。現在も4基の原発が稼働し、首都圏の電気の一部をまかなっています。電力不足が見込まれる中で、休止中の残り3基も稼働させよという提言もありました。

確かに原発に代わる有力な発電手段が限られる中で、原発を廃棄せよというのは無謀ではないかと思います。しかし、今回の事態を見ていると「ない方がいい」という気持ちになるのも、無理からぬことでしょう。

ここは脳力開発でいうところの戦略と戦術、つまり将来に向けてのエネルギー戦略を明確にするのが先決です。もちろん国民的コンセンサスを得ることも必要です。それがあって初めて、その中に原発や他の発電方法をどんな比率で位置づけるかという戦術が考えられるべきでしょう。

まず戦術ありきで、原発の要不要を議論したり、ただ感情論で「なくせばいい」というものでもありません。戦略なき戦術は意味がないですし、また戦術の裏付けのない戦略は机上の空論であるという、原理原則に戻って冷静に考えたいものです。

MGは全人教育だから新人にも効果あり

今日は名古屋の「愛環MG」会場にお邪魔をしています。

「愛環MG」は各地のMGセミナーの中でも先駆的役割を果たし、すでに20数年前から連綿と続けられて、毎年3回の定期開催を続けておられます。私はかつてここで、MGインストラクターとしての『実戦トレーニング』を積ませていただきました。

毎年4月は、現在愛環MGを主催されている(株)鍋清さんの新入社員さんが、参加者の主流になっていて、今年もフレッシュな顔ぶれが元気よくMGに挑戦しておられます。もちろん何人かの先輩たちも混じり、さらには公開セミナーですから社外からも参加されています。

さて「全人教育」という言葉を耳にされたことはありませんか。全人教育とは大正デモクラシーの時代に玉川学園の創立者小原國芳氏によって提唱されたと聞きます。

知識・技能教育に偏することなく、感性・徳性なども重視して、人間性を調和的、全面的に発達させるこ とが全人教育の目標だということですが、社会人教育としてのMGにその側面を見出すことができます。端的に言えばMGは全人教育です。

だから、新入社員時代にMGを受講することには大きな意味と効果があります。鍋清さんを始めMGを採り入れている会社の中には、採用試験や内定者教育としても用いるところがあります。それはとりもなおさず、MGの場では本来各自が持っている人間性が色濃く出るからです。

その上で、周りといかに調和していくか、素直に自分を出しながら周りの言葉を受け容れていくかという、トレーニングになっているのです。

MGを多くの企業に社員研修としてお勧めすると、「経営や会計の研修でしょう、経営者や幹部教育にはいいけれど」と言われるところが大多数です。しかし、上記のような側面を考えれば、誰でも、もちろん新入社員にも受けて効果がある研修になります。

もちろんそのためには、良きインストラクターそして良き先輩、時には良き外部参加者も必要条件になってきます。その辺りのことを考えて、人を育てる戦略をしっかり確立して参りましょう。

★ヴァンガード経営研究所は社員教育のサポートをしております。お気軽にご相談下さい。

【企業の収益構造を見極める】

昨日の深夜に、また大きな地震があったようですね。震度6強・M7.4というのは、単独の地震としてもかなり強烈なもので、これで余震とはという感覚でしょう。津波がなかったのは幸いでした。

7年半前の中越地震でも、そろそろ忘れた頃にけっこう大きな余震があってびっくりさせられましたが、まだまだ油断大敵のようです。

さて、久しぶりに宇野Proさんのマトリックス通信をおとどけします。
http://archive.mag2.com/0000158409/index.html

官公庁に合わせて3月末決算という企業も多いと思いますが、早いところでは今月下旬には速報が出ることでしょう。既に残高合わせが終わって、仮決算を組んだところもあるかと思います。

PL(損益計算書)の中には、通常「利益」とつく項目が5つあります。

売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期利益、(税引き後)当期利益の5つです。この中で経営者にとって最も注視すべきは経常利益ですが、売上総利益(粗利益)から経費(固定費)と営業外損益を引いたものです。

ただし、営業外損益の中身が曲者で、経営管理上必要なものだけをピックアップしてとらえた方がベターです。当然決算書のPLとは少し数字が違ってくることもありますが、あくまで管理上ですからそれで良いのです。

経営者は、財務諸表(中小企業のほとんどは税理士さんが作られるそのまま)を鵜呑みにするのではなく、経営(管理)上必要な数字を自ら作り分析するようでなければなりません。

そんなことは税理士さんにお任せとか、それは経理(財務)部長の仕事などといっている社長、ホントにそれでいいんですか?

鉄道のブルーリボン賞

ブルーリボン賞は、日本の映画賞として知られていますが、鉄道車両にも同じくブルーリボン賞が制定されています。

映画の賞から遅れること8年、1958年6月20日に鉄道友の会が制定しましたが、友の会会員の投票によって選ばれます。候補車両は、投票の前年1月から12月末までに営業運転を開始した車両の中から選考委員によってノミネートされます。

前年に製造された新造車両でも、試作車である場合や、また年末までに正式に営業運転を開始しなければ翌年以降の候補に繰り下がります。例えば東北新幹線「はやぶさ」用のE5系は、登場は2010年ですが、営業運転は2011年に入ってからですので今年の候補には挙がっていません。

ちなみに第1回のブルーリボン賞は、小田急の3000形(初代・SE車のちSSE車と呼ばれました)でした。昨年はJR東日本の成田エクスプレス用E259形でした。

今年のノミネート車両は次の10車種です。

①会津鉄道 AT-350形  ②会津鉄道 AT-700・AT-750形
③JR東日本 HB-E300系  ④京成電鉄 AE形  ⑤東京メトロ 15000系
⑥東京メトロ 16000系  ⑦名古屋市 6050形  ⑧JR西日本 225系
⑨JR西日本 キハ189系  ⑩阪神電鉄 5550系

なお、ブルーリボン賞候補の中からデザインや技術性の高い車両には、選考委員の選考でローレル賞が贈られています。(昨年は近鉄の22600系でした)

なお、私が主宰するFacebookページ「鉄道ファン」では、4日から毎日1車種ずつ今年の候補車両を掲載していますので、自由にアクセスしてみて下さい。
http://www.facebook.com/railwayfan

情報が多すぎて困ってます

情報の氾濫、あるいは情報の洪水という言葉をよく耳にします。

確かに昔に比べれば、それもさほど遠くない昔に比べてみても、私たちが得られる情報の量は相当なものがあります。書籍が溢れ、TVなどのメディアは24時間情報を伝え、さらにはネット情報が拍車をかけています。

時には「情報が多すぎて困ってます」といったような悩みを、こぼされる方もいらっしゃいます。経営情報も様々であり、中には違った方向や角度から数種類の情報が入り混じって、いったいどの情報が自社には当てはまるのか迷われる方も少なくありません。

こうなると、情報の洪水に溺れそうになっているわけですから、情報を活用するどころの騒ぎではありません。困った困ったと頭を抱えてしまっています。

落ち着いて考えてみましょう。

そもそも、そんなにたくさんの情報が必要なのでしょうか、日常生活を送るについて。朝起きて顔を洗い、食事をして仕事をし、そして夜になったら寝るという日常生活の情報は、今も昔も大して変わりはありません。

「通常に生きる」戦略(とは意識していませんが)があれば、必要最小限の情報で十分です。それと同様に、実は本当に必要な情報はどんな場合でも決して多くは必要ないのです。ではなぜ、洪水に溺れそうになってしまうのでしょう。

それは戦略がないからです。こちらはハッキリと意識しなければなりません、目標と目的を。それがあれば押し寄せる情報を瞬時に棲み分けて、戦略達成に必要な情報だけがフィルタされて残るのです。

そんなことができるの?と首をかしげられている方、簡単にできるのです。戦略が明確であれば、本来の脳の働きが普通に機能してくれて、押し寄せる情報から必要なものだけをちゃんとセレクトしてくれるのです。

「国会議事堂にいく」という目標を決めたら、そのための交通手段、時間と費用といった情報だけが集まるようにです。

まずしっかりした戦略(目標・目的)をもつことに心掛けましょう。

脳力開発の実践機会

3.11の大地震は、正式に「東日本大震災」と命名されたとのこと。すでに多くのマスコミがこの名称を使っていました、3週間も経ってからでは印象が薄いですが、その3週間の民主党政権のこれまた印象が薄いことこの上ないですね。

政治的なことは余りブログに書きたくないのですが、どうも何をやっているのかハッキリ見えてこないのが現政権です。政治主導を標榜しながらちっとも主導なっていない、というよりそう言ってしまった手前、官僚を使えないでウロウロしてるって感じがしてなりません。

打つ手の大半が後手後手、未だもって支援物資の振り分けや運搬に混乱が見られるとの情報も伝えられています。ガソリンなども拠点までは届くようになったが、そこから先は・・・船頭がハッキリしてないのではないかと思われませんか。

民主党政権のやるべきことは、震災復興の戦略すなわちグランドデザインを描いて大々的に発表することで、現場のことは現場に、自衛隊や警察、消防隊、そして官僚・役人に任せればよい。1日も早く戦略のバックグランドになる予算を明示せよと。

さて、そんな中で「私たちができること」をやろうというキャンペーンが進められています。しかし現実は風評被害がますます広がり、自粛ムードが蔓延してしまっています。

この際元気に、前向きにやりませんか。勝手な想定推論や思い込みを捨て、確定的事実から冷静に情勢判断をして行動しましょう。私自身は、今こそ脳力開発で学び続けていることの実践機会だと思って行動します。

哀悼の意を表し、また被災非難している方々への心遣いは必要でしょう。だからといって萎縮してしまっていては、そういう人たちにもかえって失礼ではないでしょうか。

自粛は節電やムダの節減くらいに留めて、新しいことを考え生み出していく気概を持っていきましょう。乗り越えられない困難は、与えられていないのですか ら。

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