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牛丼価格戦争のMQ会計的考察

またまた、牛丼の値下げ合戦がマスコミを賑わしています。これで「昼ごはん代が助かるな」と思われているサラリーマン、学生も多いでしょうね。

牛丼だけでなく、あおりを受けてしまうファストフード業界や弁当業界が、挙げて値下げの戦いに突入しているようです。これってどうなのでしょう。

MGを何度か体験されている方ならお分かりでしょうけど、まさに「20円」合戦が繰り広げられているということに他なりません。MGであれば、例え20円販売でもMQが2~3円出せて、MQ>Fを実現するQ(販売数量)を目指せばよいのですが、実際にやってみるとなまじのQアップではないことが実体験できます。

牛丼も、これだけ値下げしても当然一杯当たりのM(粗利益)は確保されているでしょうが、では一体どれだけのQを上げればいいのかが、分かってやっている のでしょうか。

本部にいて机上で考えている人たちが計算した数字を示しても、現場が果たしてそれを明確に理解して取り組んでいるのでしょうか。なまじのQアップ(客数増)ではありません。

今回の打ち出しは期間限定などもありますし、「P=20円」の限界点も維持しようとしているのでしょうが、現実の商戦ではさらに「20円以下」もありですからさらに泥沼化するかも知れません。

おりから、吉野家HDの2月期中間決算は赤字幅が大きく拡大しました。これからの業界に警鐘だと思うのですが、まだまだやるのでしょうか。

このままでは、牛丼を食べる人口が、今の2倍くらいにならないといけないかも知れません。当然他のファストフードや弁当も黙ってはいません。

その前に歯止めがかからないと、汗して損をすることになってしまうでしょうね。その行き着くところは、V(材料費)ダウンによる仕入先泣かせや味の低下、 サービス劣化や店舗閉鎖の可能性も。つまりはお客様へのマイナスとなることは必定です。

値下げを喜んでばかりはおられないのです。

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