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円高の一面しか見ていない

円高が進んでいます。一時は88円台に突入したり、財務相発言が波紋を投げたりと大騒ぎです。大勢としては「円高は良くない」あるいは、「円高になると不況が進む」というのが、マスコミを中心とした意見や感覚のようです。

でも、それは本当でしょうか?

脳力開発の提唱者である故城野宏先生は、かつて円の固定相場制から変動相場制に移行して、1ドル360円から260円前後に変化した頃、さらに200円を切った頃に経済に関する本や論文を多く書かれています。

その頃の政財界やマスコミの論調と、今とはほとんどその中身が変わっていません。進歩がないなぁと思わざるを得ないですね。城野先生も書かれていましたが、円高のマイナス面だけを見てはいけない、プラス面もしっかり見ていかねばならないと。

円高とは円の値打ちが上がること、円とは日本という国の価値を表したもの。日本株式会社の「株券」が円だから、円の価値が上がることは本来はプラスの面が多いはずだと。

確かに輸出産業には大きな打撃でしょう。しかし、日本は原料の95%以上を輸入し、しかも石油や鉄鉱石などはほぼ100%輸入です。製造業の元になる石油、鉄、非鉄金属などなど、これらは全部輸入で、円高になれば大きな支払金額(ドル建て)ダウンになるのですよ。

その面は、せいぜい「輸入食品などがやがて安くなる」程度にしか報道されず、マイナス面ばかりが次々に情報として流されていきます。落ち着いて、しっかり両面を見ること。そして自社はどちらの面を主流として戦略・戦術を立てて実行するか。

これこそが脳力開発の基本中の基本です。

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