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自己管理で解決するか?

大小強弱を問わず、また病名にかかわらず、会社の中でストレス障害やさらに進んで鬱病になる社員が増えているという。会社によってはメンタルトレーニングや講習会を開催したり、企業内にアドバイザーを置いたりしている例も多いらしい。

実のところ僕の勤務する会社でも、各部門で同様の例があり、しかも急激に増えつつあるという。出勤拒否や引きこもりにまで至っている事例もあると聞く。精神科医による加療や入院に至るケースもあるようだ。僕自身も30代の後半に一度ストレスによる十二指腸潰瘍を起こしかけたことがあるが、幸い大事には至らなかった。

■職場ストレス「増えた」は50%
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=339404&media_id=2

大学を出て企業人になってから30余年経つ、20代当時と比べても仕事を取り巻く環境が大きく変わっている。つまり「管理」のレベルが格段に上がっているのだ。少なくとも仕事をする側が、色々な面で「管理されている」と強く感じる場面が多い、PCの普及、イントラネット(メール)活用、携帯電話、CSR経営、環境経営、ISOなどなど。

いずれも時代のニーズや要請に応えたものには違いない。問題はそのベースに流れる、『人間への思い』であり、活用する人間の心の有りようだと思う。いつも人に優しい、あるいは人を信頼する<Y理論>なのか、それともその真反対の<X理論>なのか。マグレガーの3、40年前の理論が今なお企業の大きな課題なのだ。

会社はこういうに違いない、当社は社員の自主性や主体性を重んじ、自己管理を基本にシステムを組み立てています。しかし、そのこと自体が社員にとってより重石になっていることを、考えたことがあるのだろうか。すべてが自責に置き換えられることが、果たして正しいことなのか。

おそらく今のままでは、ますますストレス人間が会社の中に増えていくことだろう。企業は彼らを切り捨てていくのだろうか、それとも?

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