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石見銀山「世界遺産」に

嬉しいニュースだ。指定が危ぶまれていた石見銀山が、一転して世界遺産として登録されることになった。まさに逆転サヨナラ満塁ホームランだ。くらいニュースが続く中で嬉しい朗報だ。

もっとも、石見銀山を知らない人も多いだろう。そういえば、昔々高校の歴史の時間に習ったかなというくらいの人も多いのではないだろうか。実のところ、私も一度しか訪れてはいないのだが、戦国時代末期から江戸時代にかけて最盛期には、世界の銀の3割以上を産したともいわれる。

鉱山町の跡や銀が運び出された街道も含めて、広大な遺跡であり、いつかまたゆっくり訪ねたいものだ。

なにより、おめでとう。

アホなパフォーマンス

ボーナス返納なんだそうだ。年金問題に絡んで、自主返納の口火を切った安倍さんを先頭に、我も我もと出てくる出てくる。なんだか昔言われた「バスに乗り遅れるな」という感じだが、ついには社保庁職員全部にそろぞれの役職・資格に応じた割合を求めるそうだ。自主返納というものの、官房長官が「返納しない職員は新しい組織では再雇用しないかも」などと言いだしては、ていのいい脅迫ではないか。

ボーナスの自主返納はやるなとはいわないが、じゃぁどこまで責任を感じているのか。まさか返納したから「責任はとりました」というわけではないだろうね。そんな免罪符を与えるほど、国民はバカではないよ。参院選を意識したパフォーマンスだとの評価もあるくらいで、国民の望んでいる本当の責任の取り方とは、余りにかけ離れていることは事実。中には自党の県連役員を辞任して「はしゃいでいる」労害議員まで登場した。どういう関係があるんだ?

アホなパフォーマンスは適当なところで打ち切って、本当の解決に全力投球して欲しい。まずは隠すことをやめて、すべてを明白にすることだろう。それと、問題の先送りだけはやめなよって言いたい。パフォーマンスの裏で、先送りの作業が社保庁や厚労省の中で密かに進んでいるんじゃないかと、つい疑ってしまう。これまでがそうだったんだから、疑われても仕方のないところだ。

いい加減にしろぉ!!

またまたCSR

またまた食品の偽装問題が明るみに出た。それも、毎日のように次々と出てくる、出てくる。一番最初の記者会見では、社長は「工場長の指示で行われていた」と述べ、自分はあずかり知らなかったと答えていた。その次には「相談を受けた」とトーンダウンし、一方で元社員側からは「社長の指示」と断言されていた。

さらに身内の息子から促されて、ようやく不正・偽装を指示したことは認めたが、自ら積極的に指示したのかどうかについては言葉を濁したまま。肝心の工場長は無言が続くが、社員側からどんどんと内部告発が飛び出し続けている。

やったことはとんでもないことばかりだし、一言の弁解もできないことなのだが、それにしても最初の発言が最大の問題だった。ウソをつけば、そのウソをつき続けるためにまたウソを付かねばならなくなる。潔く、最初になぜ真実を告げなかったのか、CSRについてどこか余所の社のことくらいに思っていたのだろう。

そういえば、渋谷の温泉施設の爆発で、その親会社社長の見識のなさにもびっくりさせられた。自社グループの会社でやっている事業の、リスクについて何も知らなかったのだ。時代のヒロインとまで持ち上げられている社長だが、化けの皮が剥がれた瞬間だった。

えっ!?29日だって

国会の会期延長が確定したらしい。それもおそらく12日間の延長だというのである。そうなると問題は参議院選挙だ。12日も延長してしまうと、これまで予定されていた22日の選挙が29日になるというのだ。

たかが1週間というが、これがなかなか大変なことのようだ。候補者や政党も大変だろうけど、影響はあちこちに表れ始めている。すでに投票所入場券を印刷してしまっている都道府県もあるらしい、もちろんこれは刷り直し、つまりは税金のムダ。看板を作ってしまって慌てているところもあるらしい。

実は僕も期日前投票の予定を立てている。即ち、住所地は新潟県長岡市なので、出かけていかないと投票することができない。春の統一地方選挙では県議選と市議選を見送らざるを得なかったので、今回は国政選挙でもあり何としても投票したい。

そこで14-16日の3連休を利用して帰省し、投票しようと思っていた。多分これなら届いた入場券を持っていってスンナリ投票できるはずだったが、日程変更で入場券はまだ届かない(しかも現居住地へ転送される時間がかかる)ので、休日の期日前投票手続きがどうなるのかも含めて情報を集めないといけない。

切符なども準備済で変更ができない。翌週また帰省するなんてことは、費用の面からも無理なこと。大迷惑な会期延長だ。まいったなぁ。

あきれた無駄遣い

総務省がまとめた「府省共通事務に関する行政評価・監視結果報告書」なるものによると、各省庁の無駄遣いは目に余るものがあるようだ。事務用品や消耗品の購入や、出張旅費、あるいは公用車やトラクターに至るまであきれてモノが言えないほど。パソコンについては、いったい何百台が「行方不明」になっているのだろうか。

当然に税金の無駄遣いなのだが、要するに自分たちが汗水垂らして得たお金でないから、無駄に使おうがどうしようが心が痛まないのだろう。なくなったら「また買ってもらおう」という意識だとしたら、小学生以下の幼児並みということだろう。

今夜はネット(マンガ)カフェにしようか、それとも24時間開いてるファーストフード店にしようか、そう思い悩んでいる若者はある意味「汗した金」の重みを知っている。そんな彼らを無駄遣い官僚たちが「とんでもない若者だ」などと見下しているとしたら、それこそ刃は己に向かうぞと言いたくなる。

僕だってどこかに出かける時には、必ず「最も安く行ける」方法を調べて調べ尽くす。1円でも安い宿を求めてキーボードを叩き、ポイントがたまる商品やサービスを選ぶ。それをあざ笑うかのように、昨日も住民税の納付書が届いていた。ふうっ、、、

コムスンにCSRを考える

コムスンの話題が連日報道を賑わしている。問題が一気に噴出して、最初に打った手のまずさが、企業(グループの中の一部門企業とはいえ数百億の規模なのだ)崩壊を招きつつある。その顛末は別にしても、これまでにも企業崩壊あるいはそれに類する状況を招いた先例を思い浮かべる。雪印、三菱自工等々。

CSR、企業の社会的責任が重く問われるようになったのは、まさにスノーブランドの崩壊が契機だったはずで、以降上場各社はもちろん中小企業に到るまでCSRの確率や遵守が当然のこととなった。・・・はずなのだが、またもや業界トップ企業の不祥事である。しかもCSRを推進すべき経済団体の理事まで務めるオーナーの企業がである。

またもや「最初の一手」の打ち間違いだった。そこを誤らなければ、あるいは雪崩を打つような企業崩壊にはつながらなかったのではないか。間違いを素直にわびる、そしてお客様が、社会が何を望んでいるのかを相手の立場で真摯に受け止め、対応策を慎重に打ち出していたら、少なくともこんな状態には到らなかったのではないか。最初の一手が悪手であったがために、その後はただひたすら糊塗と弁解に終始せざるをえなくなった。

企業内事業を守るという戦略が、戦術の選択違いによって台無しになってしまった、典型例として今後も格好の「研修材料」になるだろう。少なくとも、僕が主宰している経営・行動学セミナーでは、しばらく取り上げることになるだろう。

コムスンと並んで信用崩壊を招いているのは社会保険庁だが、こちらの根はさらに深くてもはやいかなる処方箋も効かない状況に陥っている。次から次へと病変が見つかり、少々の手術でも回復不可能ではないかという状況にある。さらに「治療費」を湯水の如くつぎ込むようだが、ちょっと待てよ、その治療費はオイラたちの税金ではないか。

土日に出勤して対応した(こんなこと民間では当たり前だ)くらいで話題になるようでは、行く末も案じられる。まさか、土日に「出てやったんだ」などと思っていないだろうね。どうせ、高い割増賃金をいただくんでしょう。それもオイラたちが払った(ちゃんと払ってるぞ)保険料から出てるんだろう。まいっちゃうな。

アベ君が小さい

ドイツ・ハイリゲンダムでのサミットが終わったらしい。議長声明が出されて、今後の環境への取り組みへの方向性が示された。しかし具体的な数値目標は曖昧というかないに等しく、とても「世界的な戦略」が定められたとは言えないだろう。

はっきり言えば、声明文の目標はどのようにでも自国の都合の良いように解釈可能、しかも努力目標とくれば、十二分にやらなくても、また成果が出なくてもそれを理由に非難されるいわれがないということだ。やろうという姿勢を示せばよい、極端な場合は、我が国はやろうと思ったが世界的環境が整わないのでここまで、でも許されるみたいだ。

我がアベちゃんは、「議論自体が私の提案を軸に行われ、首脳文書に盛込まれた。サミットの議論や成果に大きな貢献を果たすことができたと充実感を感じている」(ニュース引用)とアピールしたようだが、ハッキリ言って存在感が乏しかった。地元ニュースの顔写真が、新農相のそれと間違って掲載されたとも。その程度の知名度なのかも。

あのくらいで充実感を示されても、こちらが戸惑ってしまう。渋るアメリカを説得して明確な目標数値でも示すことができたのなら、堂々と胸を張って成果を強調すればよい。あんな曖昧文書にようやくこぎつけた、その先鞭を付けたと息巻いても、お膝元の日本は京都議定書の途中目標にほど遠いどころか、さらに悪化しているではないか。説得力のないことおびただしい。

帰国すれば年金問題、その他課題が山積みだ。ますます存在感が小さくならないように、激励してあげようかな。

MY箸について

MY箸を持ち歩いている人はけっこういると思う。

僕も以前はずっと持ち歩いていたのだが、次の2つの理由からしばらく持ち歩くのをやめていた。その理由というのは
  (1)割箸は間伐材等で作られ、いわば廃物利用でむしろムダを防ぐモノ
  (2)日本料理などは箸も含めて一体の「料理」だということにも一理ある
ということだ。

しかし、割箸を1度だけ使って捨ててしまうのは、いかにももったいない。かといって、使った割箸をそのまま持ち帰るというのはちょっと気が引ける。もちろん家の中では使い回しをして、最後は掃除用に使ってから捨てるようにしているが。

先日とある会に初めて出たところ、サイドビジネスで木工品を作っている方に出会った。その方が作っているつなぎ箸がすぐに気に入り、さっそく頼んで作ってもらうことにした。T_7060201

素材はサクラ、シックな袋も付いていてなかなかいい。持ち歩きにも、バッグの中で邪魔にならない。 もちろん、理由の(1)(2)とも十分に理解した上で、TPOに合わせて使うつもり。
要はいつもどこでも、キチンと道具に感謝することかなと思うのだ。

またもや年金

年金問題はどこまで拡がっていくのだろう。マスコミにピックアップされているものは、おそらく氷山の一角なんだろう(目立つことしか報道しない)から、まだまだ色々あるのだろうと想像するとゾッとする。そんないい加減なことがまかり通ってきたということが、民間感覚ではシンジラレナイ。

責任は誰にあるかなどと、統一番号制を決めた菅元厚生相が悪い!というPRチラシを、自民党は10万枚も作ったという。さすがにそんな次元のことではないだろう、と内輪からも批判が出たようだが、そんなチラシを播いたらさらに支持率を落とすだけだろう。

現在出されている法律案が参院で可決される可能性が高いが、あんな泥縄式の法律では早晩行き詰まって、今以上にひどい問題を現出するだろう。だいたい、あとから追加した対処案などはどうみても票稼ぎに、あるいはとりあえず国民の不満を抑えるために出したものとしか思えない。

野党もここぞと攻め立てているが、決定的な論議には至っていない。勉強不足なのだろうが、確かに審議を急ぎすぎていることも突っ込み不足に繋がっていると思う。可能でないことを「可能だ」という根拠が曖昧なまま、法案は可決されるだろう。第一、社保庁現場との意思統一ができていない状況で、法律はできても実際運用は???

こりゃ、あかんわ!

政府推奨・公認ウソ広告

6月1日から住民税が改定(アップ)になる。即ち増税なのだが、不思議な広告がTVや新聞に掲載された。増税にはならないのだという、即ち年初に所得税を減税先行実施しているので、それと合わせれば増税額はゼロなんだというのだ。

しかし、いうまでもなくこれは大ウソだ。ウソでない所帯もごく一部あるが、殆どの家庭は増税になる。減税には確かになっているが、特別減税の廃止(残り半分)が実施されるので、減税効果は全くない。その上に住民税が増えるのだから、これが増税でなくて何だろう

しかも問題はこの広告だ。ふと、ソフトバンクが出した「ゼロ円!」広告を思い出した。まだあれから1年も経っていないのだが、確か公取が虚偽広告・誇大広告と噛みつき、政府(首脳)もまた是正を求める発言をした。いいことは大きく(太く)書いて、マイナスのことは小さく書いているのはアカン!と言ったはずだ。

じゃぁ、今回の広告・CMはいったい何だ? まさにいいことは大きく(太く)書いて、マイナスのことは小さく書いてあるではないか。これは民間広告ではないから、公取の取り締まり外なのか。そんなアホな!! 保険屋の説明書の文字の小ささより、さらに確信犯ではないか。

仕事や役割の変化で、僕自身は年収が10%以上も減ることになる。その分住民税も減ると思ったら、増税分で大して減らない。そして会社も経費圧縮で、色々の手当を減らしてくる。来年には役職定年とやらで、役職手当もカットされる予定だ。おりから、サラリーマン所得の減少がニュースになったが、正に実感しているところだ。減収と増税、そして年金のウソ。

どうなってるんだ、この国は。

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