« アベ君が小さい | トップページ | あきれた無駄遣い »

コムスンにCSRを考える

コムスンの話題が連日報道を賑わしている。問題が一気に噴出して、最初に打った手のまずさが、企業(グループの中の一部門企業とはいえ数百億の規模なのだ)崩壊を招きつつある。その顛末は別にしても、これまでにも企業崩壊あるいはそれに類する状況を招いた先例を思い浮かべる。雪印、三菱自工等々。

CSR、企業の社会的責任が重く問われるようになったのは、まさにスノーブランドの崩壊が契機だったはずで、以降上場各社はもちろん中小企業に到るまでCSRの確率や遵守が当然のこととなった。・・・はずなのだが、またもや業界トップ企業の不祥事である。しかもCSRを推進すべき経済団体の理事まで務めるオーナーの企業がである。

またもや「最初の一手」の打ち間違いだった。そこを誤らなければ、あるいは雪崩を打つような企業崩壊にはつながらなかったのではないか。間違いを素直にわびる、そしてお客様が、社会が何を望んでいるのかを相手の立場で真摯に受け止め、対応策を慎重に打ち出していたら、少なくともこんな状態には到らなかったのではないか。最初の一手が悪手であったがために、その後はただひたすら糊塗と弁解に終始せざるをえなくなった。

企業内事業を守るという戦略が、戦術の選択違いによって台無しになってしまった、典型例として今後も格好の「研修材料」になるだろう。少なくとも、僕が主宰している経営・行動学セミナーでは、しばらく取り上げることになるだろう。

コムスンと並んで信用崩壊を招いているのは社会保険庁だが、こちらの根はさらに深くてもはやいかなる処方箋も効かない状況に陥っている。次から次へと病変が見つかり、少々の手術でも回復不可能ではないかという状況にある。さらに「治療費」を湯水の如くつぎ込むようだが、ちょっと待てよ、その治療費はオイラたちの税金ではないか。

土日に出勤して対応した(こんなこと民間では当たり前だ)くらいで話題になるようでは、行く末も案じられる。まさか、土日に「出てやったんだ」などと思っていないだろうね。どうせ、高い割増賃金をいただくんでしょう。それもオイラたちが払った(ちゃんと払ってるぞ)保険料から出てるんだろう。まいっちゃうな。

« アベ君が小さい | トップページ | あきれた無駄遣い »

VANちゃん怒ってます」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107188/15414578

この記事へのトラックバック一覧です: コムスンにCSRを考える:

« アベ君が小さい | トップページ | あきれた無駄遣い »