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法律条文は悪文

ちょっとしたきっかけで、法律の勉強を始めている。大学時代は一応法学部だったから、六法全書を広げるのは初めてではないが、それにしても30数年ぶりである。さすがに最近は、漢字とカタカナという条文は殆ど見られなくなったが、相変わらずの「悪文」ぶりにはあきれてしまうと言うか、腹立たしくなってしまう。

法律のタイトル(正式名称)の長さにもぞっとする。情報公開法と一般に言われているのは、実は「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」というのだが、これはまだ短い方かも知れない。題名も長ければ条文にもやたらと長いものがあって、なかなか句読点が出てこない。途中に( )書きなどがあったりすると、いったいこれは何が言いたいのか分からなくなる。

言い回しも多種多様で、例えば「迅速に」と「速やかに」と「遅滞なく」とは、いったいどのような速さの違いなんだろうか。どのようにでも解釈できそうのは、「合理的」とか「相当の」とか「正当な」という字句で、これは法律の条文だけでなく裁判の判決文にもよく見られる。

「努めなければならない」という言葉は、「やる方向で努力する」のかと思ったら、「無理にやらなくても良い」という意味合いなのかなと思ったりもする。多分、法律の素人が読んだのでは何が書いてあるのか分からないというのが実感だ。一方で、重箱の隅をこれでもかというくらいにつついた感じの、例外列挙だらけのものも見かける。

いずれにしてもつまるところ、運用する側に都合良く書いてあるというのが法律の条文だということが、ここ1ヶ月ほどで非常によく分かった。ため息が出てくる。

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