連載・『脳力開発と私』こぼれ話(10)

脳はどんな働きをするのですか、セミナーではこんな問いかけをします。考えることかなぁ、感じることかなぁなど、あるいは論理的に組立をしていくことナンテ答も飛び出します。

情報を取り入れて、その情報を元に判断し、意思決定をして行動に移させる。これが脳の大事な働きであることは、言うまでもありません。目覚めている間、ずっとこのサイクルを続けているわけです。

これを分かりやすく説明したいと、ずうっと願っていたわけですが、ここに素晴らしいMG仲間が現れました。それが手島洋さん、すなわちYOさんです。YOさんお得意の「IN-OUT-残」、これだ!と思いました。

脳(みそ)の仕事はまさにこの「IN-OUT-残」だと、直感したわけです。情報を体中からINPUTする、それを活用して判断し意思決定する、そして体中の器官に対して命令を(OUTPUT)するわけです。
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取り込んだ情報はそのまま、あるいは加工して、またあるいは体験を通して環流して「残」とします。これが記憶であり、体験知識といわれるものです。まさに「IN-OUT-残」そのものです。

その記憶ですが、脳に入ってくる情報がすべて「残」になるわけではないことも知りました。体験知識でさえ、場合によっては取り捨てられることがあると。つまり取捨選択されるのだと。

その取捨選択を行うのが、大脳皮質細胞の一角にある海馬というところだそうです。情報は脳を駆け巡った上で、この海馬にやってきます。ちなみに脳細胞の大半は夜休みますが、海馬は24時間操業だそうです。

寝ている間も、海馬は休みなく働き、溜まってくる情報を処理していきます。つまり「残」として記憶の中にストックしておくかどうかを、一つ一つ決めていくのです。

その選択ポイントは、『生命(維持)』に関わっている情報なのかどうかということだそうです。そうなると大半は、捨てられてしまうのではないでしょうか。昨日聞いた面白い話も、翌朝には殆ど忘れている。

私のセミナーで佳い話を聴いても、翌日までの記憶としては殆ど残っていない、それは海馬の仕業でやむを得ないことなのです。決してあなたの責任ではありませんから。

そこで、海馬に「残」として残させるためにはどうしたら良いのか? 色んな方法はありますが、一つは繰り返し繰り返しINPUTすることですね。何度もその情報を海馬の処の送り込むことです。

その内、海馬も「もしかしたらこれは生命にとって大切な情報ではないか」と、思わないとも限りません。同じ情報でも、眼から耳からなど色んな方向からINPUTするという方法もあるようです。

そういうわけで、MGも何度も同じことを繰り返して(行入して)体中から脳に情報を送り込みますが、脳力開発もまた「意識する「行動する」を繰り返して土台となる習慣を作っていくのです。

もはや意識しないでもできるよというレベルになるまで、日々反復するのです。医学的には、しっかりとした脳回路を創り上げてしまうということなんだそうです。ここでは3つのポイントが必要です。

一つ目は、自分の現状を正しく客観的に知ることです。現状はまだまずい、足りないことがあると自覚することです。

次に、その現状を変えたい、良くしたいと決心することです。その決心がないと行動には踏み出せません。

そしていったん行動を開始したら、粘り強く行動し続けることです。実行あるいは実践の継続です。それがないと、元の木阿弥になってしまいます。

時間はかかるかも知れません、何しろ脳力開発は人間づくりなのですから。「行動する人間」、行動できる自分を創っていくことなのですから。

気を遣いすぎずほどほどに

健康に気を付けているか、と言われるとそれなりにと答えるだろう。


これと言って重篤な持病はない。しかし、小さい頃には小児喘息を患っていたので、呼吸器は強い方ではない。特に気管支が弱いので、ある食物アレルギーにかかると真っ先に気管支がやられるので、十分に注意している。


5年前の健康診断ではやや血圧が高めだと指摘され、保健指導を受けて7~8キロの減量を実行した。現在は特に意識はしていないが、ウエイトはすぐに上がる体質なので気を付けている。でも、食事は普通に摂るし、酒もお菓子も人並みだろうと思う。


血圧はその後降圧剤を飲むように言われたので、これは現在も続けている。2ヶ月に一度は通院してチェックをしてもらっている。今朝も行って来たのだが、先日発表された厳しい基準を下回っていた。薬はもらってきたが。


胃カメラ検査も毎年やってもらっている。その時に主治医から逆流性食道炎になりかかっていると指摘されたので、その薬も隔日に服用することにしている。今のところ常備し持ち歩いているのは、以上の二つの薬だ。


その他にもイザという場合の準備はしているが、かといってむやみに気にし過ぎはしていない。必要以上に気を遣いすぎて、ストレスを溜める方がかえって良くないのではないかと思っているからだ。


その他には歯の手入れには気を遣う。歯医者からはまだまだと言われるが、数年前から比べると自分でも良くなったと思っている。4ヶ月に一度はかかりつけの歯医者さんで、歯石の除去などをやってもらっている。


衛生士さんにも、歯磨きが上手になったといわれるようになった。満点にはまだ遠いが、歯間ブラシの使い方も上手になった。「80/20」というのが目標だが、今のところは上下29本(親不知1本含む)の自分の歯が健在だ。これを保っていきたいものだ。


健康に気を遣うのは、これからもしっかりと仕事を続けていきたいからだ。今年は特に土日を中心とした仕事、遠方への遠征も多く、気を付けていても疲れは出てしまう。若い頃は1日あれば、数時間の睡眠だけでも体力は回復したが、今はそうもいかない。20190317-mg8


考えてみれば既に67歳、体力的に無理のできる年齢ではない。空いた時間をうまく休みながら、マイペースでやるしかないだろう。体はもちろん、心の健康にも気を付けていこう。幸いそちらの方は自信を持っている。


なぜなら、共に学ぶ仲間が周りにたくさんいることだし、師である西先生の存在が大きい。今週の土日は上越MG、当面は土日も休みなしが続くが、気持ちが張り詰めすぎないよう気を付けよう。


何より笑顔がいちばんだね。

新潟市内にLRTが走っていたらなぁ

政令都市新潟の中心部には、2015年よりBRTシステムが導入されていますが、かつては路面電車が中心部から新潟駅前を走る計画がありました。


1999年に廃止された新潟交通電車線(新潟電鉄線)には、路面を走る軌道線があって県庁前駅が白山神社のそばまで伸びていました。かつての県庁跡地には、現在新潟市役所や関連の建物が建っています。


軌道線には鉄道線の電車が乗り入れていたほか、一時は路面線の専用電車も走っていたそうです。新潟のシンボルでもある万代橋は、この路面電車が走ることを想定してかなり広い幅をとった頑丈な橋でした。


そのおかげかどうかは分かりませんが、1964年の新潟地震の際にも、新しい昭和大橋は崩壊したのに万代橋はビクともしなかったのです。ただ残念ながら、この橋の上を電車が走ることはありませんでした。


もしその計画が実現していて今につながっていれば、もしかしたら近代的なLRT(軽快路面電車9が走ったのではないかと、鉄道ファンの一人としては夢を見るのです。BRTの連節バスもスマートですが、連接電車ならなおいいですね。


結局電鉄線は吊り掛けモータの旧型電車が最後まで主力で、しかもその機器は戦前製(車体は戦後の更新型)という状態でしたので、時代に取り残された感は否めずじまいでした。騒音や振動も大きく、白山通りを走る路面線は1992年に廃止されました。


その後は東関屋駅でのバス接続となりましたが、これも徐々に利用客の減少、車両の老朽化が進んでしまい、ついに99年に残存鉄道線も廃止されました。新潟市くらいの都市規模だと、LRTによる都市中心部と郊外を結ぶ鉄道が似合うのですがね。


写真はクラシックな県庁前駅に停車する電車。その色から「かぼちゃ電車」と親しまれました。

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売上も利益もムリに上げなくてもいい

NBAのドラフトで、八村塁選手が9位で指名されたという。快挙を通り越して凄いのだという。


バスケットボールに関心を持つ人が、日本でも増えていくのだろう。次のHACHIMURAを目指す少年も増えていくと嬉しい。オリンピックへの秘本の出場も決まっている。NBAが休みの季節なので、日本に戻ってきてプレーしてくれるかも知れない。


経営における快挙というとなんだろう。売上が飛躍的に伸びたことだろうか、それとも利益(経常利益や純利益)が爆発的に増加したことだろうか。トップセールとして圧倒的に他(ライバル)を引き離すことだろうか。


そうじゃないだろうということを、私たちはMG(MQ戦略ゲーム=西研MG)を通じて学んでいる。さらに脳力開発がその後押しをする。これが私が主宰しているヴァンガード経営研究所の提案だ、


そこでは売上も一つの戦術だとしか考えない、利益もそうだ。私たちが目指しているのは、一緒に仕事をしている仲間と幸せになることだ。自分たちだけでなく家族や、縁につながる人たちも含めてだ。


そんな青臭いことをいうのは甘い、とおっしゃる方も少なくない。というより、そちらの方が圧倒的多数だ。相変わらず大多数の企業は売上を上げることに血道を上げ、あるいは高い利益率(売上高経常利益率)を誇ろうとしている。


それがいけないと言っているわけではない、ダメだなどと大口を叩く気もない。ただ、それはたくさんある手段の一つにしか過ぎないよ、と言っているだけだ。でも世の中の大勢は、そちらの方に舵を切っているようだ。
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でも少数でもいい、私たちMGや脳力開発を学ぶ仲間だけでなく、私たちと同じことに気付いた人たちが少なからずいる。アプローチの道は違えども、同じ方向に向かっていることは確かだ。偶然に出会っても共感できる話が通じるから、とっても嬉しい。(左の写真は先日の壱岐MGの仲間たち)


これまでヴァンガード経営研究所では、ES重視の3S経営を推進してきたが、これを五方よし経営に切り換えて行きつつあります。そしてその基本は、MGから学ぶ全社員経営/戦略経営/科学経営の推進とサポートだ。


そこにもう一つ、脳力開発からも学ぶ相手中心主義(哲学)に基づく経営を加えていこう。


ぜひ皆さん、私(たち)と一緒に学んでいきませんか。売上も利益もムリに上げなくてもいい、でも良い会社は創れるのだから。

連載・『脳力開発と私』こぼれ話(9)

城野式(私流の呼び方です)脳力開発の基本は、「当たり前のことを当たり前にやる」ということに尽きます。それが無意識下でも自然にやれるまでは、強く意識してやることを繰り返すのです。

行動するということは、脳からちゃんと「動く」指令が出ているということです。大脳の運動野あるいは小脳から指令は出るそうなのですが、それはあくまで最終出力です。

その出力の始めは情報が脳に入ってくることです。情報は体中の各部から集まってきますが、そういった情報たる刺激は、やはり実践行動によって捕まえることができるのです。

つまり行動は、脳の入力部にも出力部にも重要な要素なのです。その行動と行動との間に思考が存在しますが、この一連の働きが一体サイクルとして機能している人が、脳(力)を使っている人です。

私自身はというと、最初に脳力開発つまり城野さんに出会った当時は、全くではないものの「動かぬ人間」の典型でした。私考える人、などと平気で口にするとんでもない社員でしたし、自分ではそれでいいと思っていました。

企業の中の人材は「2/6/2の原則」があって、卑近な言い方をすれば「良い子、普通の子、悪い子」に分かれるそうですが、それを当てはめれば私などは美事に最後の2割に属していました。

それなりに知識や技能は持ち合わせていましたが、あとで学んだ言い方をすればペーパー知識であったり、体験のない技能だったりしていたわけです。
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つまり基本プラグラムは行動ではなく思考、それも考えているフリをしていることになっていたというわけです。行動を伴わない思考では、とても優れた思考力とは言えない。でも、それには気付いていません。

しかもなんと「笑顔のない」人間でもありました。難しそうな顔をすることはできても、前向きな思考がないものですから意欲に欠ける表情だったことでしょう。それが今から35年くらい前の私でした。

笑顔を含めた表情の重要性も、脳力開発を学んだことで理解できました。つまりそういう意欲だとか、情熱、気分は表情に表れてくるわけで、それらが実は原動力になるのだということです。

原動力が情報獲得にも重要なカギになるということも、後に知りました。そういうものがなかった私を、今は想像することもできませんが、自分で自分にブレーキを掛けていたことはよく分かります。

原動力を軸として、思考のプログラムが働き、データ(情報/知識/技能も含む)を駆使する。この3つがバランス良く働くことが大切なのです。

脳力開発とは、この3つを同時に強化し向上させることである、と定義しています。

改めてそういうことに気付かせてくれたのがMG(研修)であり、城野さんとの出会いから数年後にMGに出会ったことが、私を変えてくれたわけです。それは偶然のようで、実は必然だった、今はそう思っています。

久しぶりの壱岐MG参加

壱岐(島)は、博多港から67kmの玄界灘上にあります。


古代史に興味のある方には、一大國(魏志倭人伝)とか一支国(隋書東夷伝)といえばピンとくるでしょう。福岡市や県庁のある長崎市よりも、韓国のチェジュ島や釜山市の方が近いかも知れませんね。


そんな壱岐島に九州はもとより、全国からMGの仲間(50名を超えるシーガルたち)がたくさん集まりました。第17回の壱岐MG、私自身は2004年の第2回に初参加し、その後2008年、2012年にも参加しています。すなわち今回で4度目の島渡りになります。


今年は脳力開発講座を福岡で初開講し、その流れでマイツール教室を土日に行ったあと、一昨日月曜日の午前便(フェリー)で郷の浦港に到着しました。実はその後に別の港に着く高速船もありましたが、島入りはゆっくりがモットーですのでフェリーを選びました。


着いたその日の午後は「OA大会」、マイツールの事例発表大会です。のんびり皆さんの発表を聴いて楽しもうと思いましたら、いきなり審査員の一人にご指名があり、なおかつ総括講評のトップバッターも務めました。
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OA大会参加者(MG前泊者)たちの前夜祭は29名、地元の魚料理と美味しいお酒、焼酎をメインに大いに盛り上がりました。それに続いて昨日の朝から、西先生を講師にお招きしてのMG研修。9卓の賑やかな学びと交流です。


さて、そんな遠征中に留守家族のいる新潟(と山形)で大きな地震が発生しました。新潟市内は震度4だったようですが、多くの友人がいる県北の村上市では震度6強だったとか。幸いに家族にも、友人たちにも被害はなかったそうでホッとしました。


また、多くの方からメールやFacebookでもお見舞いメッセージをいただき、心より感謝です。こういうご縁のつながり、胸が熱くなりました。本当にありがとうございます。


今回の遠征も今日が実質の最終日、壱岐MGの2日目を終えましたら夕方の高速船で福岡市に戻り、明日の午前中には自宅に戻ります。家族や友人たちの無事も確認できましたので、自分磨きという最終ミッションをしっかり終えたいと思います。

連載・『脳力開発と私』こぼれ話(8)

先週は福岡市で脳力開発講座を開講しました。3回シリーズの講座としては初開催、14名の方に脳力開発の基礎などを学んでいただきました。

シリーズ講座のみならず、社内研修でも必ずこの脳力開発の基礎のお話からスタートします。そもそも脳力は皆が生まれてからずっと持ち続けている固有の力なのに、「脳力とは何か」を知りません。

ここでちょっとおさらいをすることにしましょう。実は私も最初に脳力開発研修に出たときには、ちょっとばかり違った力、多分オカルト的な力を想像していたのではないかと思うのです。

もちろん脳力はそんなものではありません。当たり前のことですが、脳力はその字の通り「脳の発揮する力」のことです。普通の人間が普通に持っているもので、誰もが普通に平等に持っています。

よく使われる「能力」というのは、その脳の力が発揮された結果として発揮されるもので、脳力が根幹であるならば能力の方は枝葉ということになるでしょう。

なんだそんなことなのか、と最初私は思ってしまいました。そんなこと、今さら敢えて学ぶまでもないではないかという気持ちにもなりかけたのですが、その当たり前のことが振り返れば大きな力になったのです。

学生時代、あいつは頭が良いなどといいますと、それは脳の善し悪しではなく勉強ができるかどうか、試験の成績が良いとか悪いとかということだったと思います。0_1

その評価もあながち間違いではありませんが、あくまで結果の一部分というものです。大げさな言い方かも知れませんが、脳力とは人間性も含めた総合的な力と言っていいでしょう。

大脳皮質細胞の数は140億とも150億ともいわれていますが、いずれにしてもこの大きな数は万人平等、誰もが生まれ持っているのです。しかも脳細胞一つ一つの動きにも個人差がない。

ということは皆が生まれたときから持っている脳力には、差がないということになりませんか?ところが能力という結果には差が出てくる、人生もまた千差万別、どうしてそういう差が出るのでしょうか。

こういった基本を学んでいたからでしょうか、MGを社内全員で取り組もうと意思決定したときも、迷いはありませんでした。必ずや、それぞれの立場の中でこの研修が必要だということに気付いてくれると。

(MGの)成績には確かに大きな差がつきます。しかし大事なことは体験の期数であることを、理解してくれればいいのです。目標を持って研修に臨む習慣づくりだけで、仕事にもちゃんと好影響が出てきます。

さらに自分の持つ潜在能力に気が付いてくれれば、以前に紹介した営業を希望して成果を出した女性のような事例も出てきます。これなどはMG効果でもあり、同時に脳力開発効果だったと言えましょう。

何よりも自分の中に、「やればできる」という気持ちが強くなったことがいちばんです。これは「やらなければ効果は出ない」の裏返しであり、思考と行動は一体であるという脳力開発そのものです。

では次回からも、もう少し脳力開発の基本のところをお話ししていきます。

これから壱岐島に渡ります

福岡市でのセミナーが無事に終わりました。


14日の金曜日が終日脳力開発講座、福岡では初の開催講座でした。14名の方にご参加をいただき、ゲスト講話も含めて人間行動学について学んでいただきました。


土日は前半後半と分けてマイツール教室、延べで20名の方にキーボードを叩きながらマイツールの面白さを体験していただきました。1人でも2人でも、実際の仕事で使えると感じてもらえる人が増えれば良いなと思っています。


セミナー終了後の交流会も盛り上がり、前向きな話も出てきて良かったです。今年の福岡ではこのあと2回の脳力開発講座を予定していますが、もう1回マイツール教室をという声もいただきました。


セミナーが終わって、今日からは海を渡って壱岐に向かいます。午後からマイツールのOA大会、そして明日明後日は壱岐MGに参加です。壱岐MGへの参加は2012年以来ですから7年ぶりになりますが、多分3度目だと思います。


主催されていている市山さんも、第1回開催の頃はまだ独身でしたが、現在は自社の後継社長としてがんばっていますし、すでに2児(だったかな)の父です。


福岡港から高速船でも1時間余の離島ですが、そこに九州だけでなく全国かもら仲間がやってきます(私もその一人ですが)。


ホントに楽しみです。いい船旅(往路はフェリー、復路は高速船です)になりますように。

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五方よし経営に向けて

ヴァンガード経営研究所では、かねてより「3S経営」を提唱してきました。


3Sとは、ES(従業員満足)/CS(顧客満足)/SS(地域満足)のことで、とりわけESを重視する経営を目指していこうと、クライアント会社やセミナーに参加していただける方々に強調してきました。


そんな中で4年前に坂本光司先生(当時は法政大学大学院教授)との出会いがあり、著書は以前から拝見していましたが、直接にお話を伺うことで意を強くしました。先生が主宰されている「人を大切にする経営学会」にも、早速入会しました。


人を大切にする、とりわけ社員とその家族を大切にする経営ということが、大いに琴線に触れたのでした。私自身の16年余の経営で、やるべきと気付いていて十分にはやれなかったことの反省も踏まえてでした。
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また、30数年来学び続けてきたMGと脳力開発、この基礎にある「相手中心主義」(あるいはY理論)とも共通するものとして、さらに学びを深めていくのがこれからやるべきことと気付いたからでした。


天命だとか人生の使命だとか、そういう高尚な気持ちはありません。今これを成すべきと気が付いた、くらいの感覚でしょうか。でも、少なくともこれまでやってきたことに間違いはなかった、だからさらに磨き込んで皆さんに伝えていこうと。


そこで「3S経営」から「五方よし経営」に、舵を切ることにしましたが、大きな幹の部分は変わらないと思っています。


五方よし経営とはすなわち、
 1)社員とその家族を大切にする経営
 2)仕入先や協力先の社員とその家族を大切にする経営
 3)お客様を大切にする経営
 4)地域社会を大切にする経営
 5)株主を大切にする経営  以上の5つです。


これを自分が主催あるいは共催するセミナー(MGと脳力開発)の場で、必ずお話ししてお伝えして生きます。裏を返せば、MGを学ぶ目的、脳力開発を学ぶ目的はそこにこそある、ということです。


つまりは新たな戦略決定、これを貫いて参ります。共感していただける皆さん、一緒に学び実践して参りましょう。

この指止まれ!脳力開発仲間

福岡市内は雨の朝です。梅雨入りの発表はまだ出ていないようですが、九州南部の方は激しく降っているそうです。


そんな曇り空の昨日、こちらで脳力開発講座を初開講しました。厳密には、数年前までおよそ10年間、MG仲間の後援をもらって1泊2日の脳力開発セミナーを開催していました。それに区切りを付けてからの初開催です。


このセミナーは昨年から神戸と東京でスタートしたものですが、九州でもぜひにという声をいただいて開催を意思決定しました。今のところは他の講座も含めて、MGを受講している仲間に呼びかけていますので、今回もそういう人たちが参加してくれました。


3ヶ所の講座がこれで全て開講したわけですが、今年は合わせて40名の方が学びと交流の輪の中に加わっていただきました。そして、福岡講座では初めての試みとしてゲストによる特別講話をプログラムに加えました。
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昨日は、城野宏さんから直接脳力開発を学び実践されてこられた、田上康朗さんをお招きしました。脳力開発では私の大先輩でもあり、また30年近くお付き合いをいただいています。


今回は2時間たっぷりの力強いお話をいただきました。9月の神戸講座第3講にもお招きする予定ですのでお楽しみに。また、東京講座の第3講にはやはり友人でピアニストの鈴木敬さんにおいでいただきます。


さて、城野宏さんが亡くなられてすでに33年余り、当時城野さんに学ばれていた方々も皆さんお年をとられました。すでに鬼籍に入られた方もたくさんいらっしゃいます。また、セミナーや講演をされる方も少なくなりました。


昨夜もセミナー後に田上さんとお話をしましたが、没後30余年で城野さんの思想・哲学をキチッと伝えていく人が極めて少なくなってしまったのが現実だと、改めて認識しました。


そんな中でなんとかしなければという思いでスタートした脳力開発講座ですが、今のところは上記のように参加される方がMG仲間というところに留まっています。もっと多くの方、もっと広いジャンルの方々にも参加をしていただける講座を目指します。


ただやはり一人では限界があります。心ある友に、仲間に共催を呼びかけて行きます。本来なら、脳力開発インストラクターの養成なども考えていくべきところでしょう。ザンネンながら、まだ私自身にはその力がありません。


共に学び共感していただき、そして仕事や人生の中で脳力開発の基本を実践して、それを語れる方と一緒にやりたいと考えているところです。


この指止まれ!の感覚で、これからもやっていきますのでよろしくお願いします。

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